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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2022/01/17 号 (No.5588) ★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▽▼ 今日一日のデータをまとめてチェック! 一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お早うございます。本日の暦データを配信致します。 読┃み┃物┃・┃目┃次┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ □暦のこぼれ話 ・・・ 「今月今夜の月の日」の話 □埋め草の記 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◇バックナンバー閲覧と、読者登録は ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/ 日刊☆こよみのページへのご意見・ご感想そして、質問などは、 ・Email magazine.std@koyomi.vis.ne.jp をご利用下さい。 ・お月様好きの方は、姉妹メルマガ「お月様のお知らせメール」もチェック ⇒ https://www.mag2.com/m/0001281490 ◇「こよみのページ」のツイッター https://twitter.com/k_koyomi ◆◇ ご支援お願いします ◇◆ 「こよみのページ」運営のための寄付をお願いしております。 詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/donation.htm ◆〜日刊☆こよみのページへの広告・お知らせ等の掲載を希望なさる方は〜◆ こちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 令和 4年 1月 17日 の暦 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 西暦 2022年 1月 17日 [月の] 第4週 第3月曜 [年の] 17日目 残り 349日 旧暦 12月(小) 15日 (友引) ユリウス通日 2459596.5 (日本時 9時の値) 暦と時節 二十四節気 小寒 (1/5 〜 1/19) 七十二候 雉始めて鳴く (1/15 〜 1/19) 土用 (1/17 〜 2/3) ■祝日・節入日・候入日・雑節等 冬土用入 雑節 ■今日と明日の日干支と主な暦注 ◆今日(1/17)のデータ 六曜 友引 [ともびき] 友びきとて半ばよし.昼時悪し.葬礼忌む 日干支 庚午 [かのえうま] 十二直 執 [とる] 小吉.婚礼,種まき,造作吉.金銭収納凶 二十八宿 心 [しん] 神事,仏事,移転,旅行吉.造作大凶 二十七宿 星 [せい] 療養の始め,馬乗りなどに吉.婚礼,葬儀は凶 日家九星 七赤金星 [しちせききんせい] ◇主な暦注 三隣亡 [さんりんぼう] 棟上げ,土起こし等大凶.三輪宝の誤記か? 土用入り 大土始まり 大明日 [だいみょうにち] 大吉日 神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉 母倉日 [ぼそうにち] 吉日.婚姻には大吉日 月徳日 [つきとくにち] (月とく)とも書く.吉日 ◆明日(1/18)のデータ 六曜 先負 [せんまけ] 朝〜昼は悪し.昼過ぎ〜夕まで障りなし 日干支 辛未 [かのとのひつじ] 十二直 破 [やぶる] 大凶.訴訟,交渉事は吉.造作,移転,慶事凶 二十八宿 尾 [び] 婚礼,開店,移転,造作吉.衣類裁断は凶 二十七宿 張 [ちょう] 大吉.出行,就職,婚礼,種まき吉 日家九星 八白土星 [はっぱくどせい] ◇主な暦注 大明日 [だいみょうにち] 大吉日 五墓(金) 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm (暦注計算) ■誕生花と花言葉 ◆今日(01/17) の誕生花 デンドロビウム わがままな美人 デンファレ お似合い ナズナ(薺) すべてを捧げます ◆明日(01/18) の誕生花 パンジー 私を思ってください パフィオペディラム 変わりやすい愛情 ラケナリア 持続する愛 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花) ■今日の記念日 ◇阪神淡路大震災記念日 1995年(平成7年)のこの日、兵庫県南部を中心にM7.3の地震が発生。 この「阪神淡路大震災」では死者約6300人、30万人以上の方が避難所で 生活を行なった。現在もこの日、震災で亡くなった人々を偲び、震災で 得た教訓を忘れないために神戸市他で式典が行われている。 ◇防災とボランティアの日 阪神・淡路大震災をきっかけに国内でボランティア運動が活発になり、 この年の12月15に防災を呼びかけ、ボランティア精神を普及するため1月 17日を「防災とボランティアの日」に1月15〜21日を「防災とボランティ ア週間」とすることが閣議了解された。 ◇湾岸戦争開戦の日 1991(平成3)年、アメリカ軍を主力とする多国籍軍が、イラクとクウェー トのイラク軍拠点に攻撃を開始し、湾岸戦争が勃発した。この日に設定 されていた撤退期限が過ぎてもイラク軍がクウェートから撤退しなかっ たため、攻撃に踏み切った。 ◇今月今夜の月の日 尾崎紅葉の『金色夜叉』の中で、主人公の貫一が熱海の海岸で、貫一を 裏切った恋人のお宮に「いいか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月 今夜になつたらば、僕の涙で必ず月は曇らせて見せる」からと言い放っ たことから。この日の夜の曇り空を「貫一曇り」という。 ◇おむすびの日 米に関係する民間企業やJA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進 協議会」が2000(平成12)年11月に制定し、2001(平成13)年から実施。 日附は公募で選ばれ、阪神大震災ではボランティアの炊き出しで被災者 が励まされたことから、いつまでもこの善意を忘れない為、1月17日を記 念日とした。 (以下にも多数の記念日有り。続きは↓のサイトでどうぞ) 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php (今日は何の日) ■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 ) ◆札幌 ( 1/17) 日出 7時 2分(118度) 日没 16時27分(241度) 昼 時間 9時間25分 月出 15時27分( 53度) 月没 6時42分(306度) 正午月齢 14.4 ・札幌 ( 1/18) 日出 7時 1分(117度) 日没 16時28分(242度) 昼 時間 9時間27分 月出 16時27分( 56度) 月没 7時27分(304度) 正午月齢 15.4 ◆仙台 ( 1/17) 日出 6時51分(116度) 日没 16時42分(244度) 昼 時間 9時間51分 月出 15時47分( 56度) 月没 6時26分(303度) 正午月齢 14.4 ・仙台 ( 1/18) 日出 6時50分(115度) 日没 16時43分(244度) 昼 時間 9時間53分 月出 16時45分( 58度) 月没 7時11分(302度) 正午月齢 15.4 ◆東京 ( 1/17) 日出 6時49分(115度) 日没 16時53分(244度) 昼 時間 10時間 4分 月出 16時 1分( 57度) 月没 6時22分(302度) 正午月齢 14.4 ・東京 ( 1/18) 日出 6時49分(114度) 日没 16時54分(245度) 昼 時間 10時間 5分 月出 16時58分( 60度) 月没 7時 8分(301度) 正午月齢 15.4 ◆大阪 ( 1/17) 日出 7時 4分(114度) 日没 17時12分(245度) 昼 時間 10時間 9分 月出 16時21分( 58度) 月没 6時36分(302度) 正午月齢 14.4 ・大阪 ( 1/18) 日出 7時 3分(114度) 日没 17時13分(245度) 昼 時間 10時間10分 月出 17時19分( 60度) 月没 7時22分(300度) 正午月齢 15.4 ◆岡山 ( 1/17) 日出 7時10分(114度) 日没 17時19分(245度) 昼 時間 10時間 9分 月出 16時28分( 58度) 月没 6時42分(302度) 正午月齢 14.4 ・岡山 ( 1/18) 日出 7時10分(114度) 日没 17時20分(245度) 昼 時間 10時間10分 月出 17時26分( 60度) 月没 7時29分(300度) 正午月齢 15.4 ◆福岡 ( 1/17) 日出 7時22分(114度) 日没 17時35分(245度) 昼 時間 10時間13分 月出 16時46分( 58度) 月没 6時54分(301度) 正午月齢 14.4 ・福岡 ( 1/18) 日出 7時22分(114度) 日没 17時36分(245度) 昼 時間 10時間15分 月出 17時43分( 60度) 月没 7時40分(300度) 正午月齢 15.4 ◆那覇 ( 1/17) 日出 7時18分(112度) 日没 18時 1分(247度) 昼 時間 10時間43分 月出 17時18分( 61度) 月没 6時44分(299度) 正午月齢 14.4 ・那覇 ( 1/18) 日出 7時18分(112度) 日没 18時 2分(247度) 昼 時間 10時間44分 月出 18時13分( 63度) 月没 7時32分(297度) 正午月齢 15.4 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度) 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm (日出没計算) http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■「今月今夜の月の日」の話 「宮さん、こうして二人が一処に居るのも今宵限りだ。・・・ 一月の十七日、宮さん善く覚えてお置き、 来年の今月今夜は寛一は何処で此月を見るのだか。 再来年の今月今夜・・・十年後の今月今夜・・・ いいか、宮さん、一月の十七日だ。 来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らしてみせるから」 (尾崎紅葉作「金色夜叉」から抜粋。説明に関係のない途中を適宜省略) 今日は金色夜叉の一部、有名な貫一、お宮の別れの場面の引用からスタート です。 正直に言って私は金色夜叉を読んだことは有りません(一部抜粋を読んだだ け)。ですがそれでも、 「来年の今月今夜、再来年の今月今夜、 十年後の今月今夜の此の月を、僕の涙で曇らせて見せます」 というフレーズがすらすら出てくるほど有名な場面です。 金色夜叉は、明治30〜35年(1897〜1902年)の間読売新聞に連載された小説で す(未完)。 さて、この金色夜叉と暦がどんな関係が有るかというと、それは 「今月今夜の月」 と言うフレーズです。 この熱海の海岸での情景の描写はどうやら満月の夜。連載が始まった年の1/ 17の月の様子を調べてみるとドンピシャ。 1897/1/17 は旧暦では 12/15。つまり十五夜の満月(天文学的満月はこの 2 日後でしたが)です。どうやら尾崎紅葉は、連載時点で既にこの場面を思い 描いていたようです。 さて、この場面で貫一氏が「来年の今月今夜、再来年の・・・」と言ったと き、氏の脳裏にあった月はきっと、その夜と同じ満月だったことは、この文 章を読む限り間違いないことと思います。ところがです、明治30年当時は既 に太陽暦。 もうお解りでしょう? そう、太陽暦の来年の今月今夜の月は、満月である はずがないのです。 貫一氏が言った、来年、再来年、十年後の月の様子をその日の旧暦の日付で 考えてみましょう。 今年 1897/1/17 ⇒ 旧暦 12/15 (十五夜・・・ほぼ満月) 来年 1898/1/17 ⇒ 旧暦 12/25 (二十五夜・・明け方の細い月) 再来年 1899/1/17 ⇒ 旧暦 12/ 6 (六夜・・・・上弦の月の前日) 十年後 1907/1/17 ⇒ 旧暦 12/ 4 (四夜・・・・三日月の翌日)) うーむ、何れも満月にはほど遠い。「三年後の今月今夜」とでも言えば十七 夜、立ち待ち月でしたから、満月に近いのですがそれではいかにも取って付 けたような浮いた台詞になりますしね。 ではなぜこんな言葉が出てきたのか。これが旧暦(太陰太陽暦)を使用して いた時代だったらこの名台詞の通りだったのです。尾崎紅葉の頭の中には旧 暦時代でなら常識だったこの事実があったのでしょうか。あるいは、旧暦時 代に「今月今夜の月」のような用法が慣用句としてあって、それを用いただ けなのか。この辺の事情は私には判りませんが、細かく見ると名台詞も 「あ、それおかしい」 と揚げ足とりの材料と化してしまいます。いちいち揚げ足とりしなさんなと 言われればそれまでですが。 それにしてもこの小説の連載開始が1897年ですから、太陽暦への改暦からは 実に24年も経過しています。それでもこんな「今月今夜の月」が同じに見え ると考える人が大勢いたと考えると、太陽暦の普及の難航ぶりが垣間見られ る気がしますね。 (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、 magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの) 昨日日曜日、かねてから考えていた葛の根(寒根葛)掘りを行いました。 周囲にも 「葛の根掘りするときは参加させてください」 と言ってくださった奇特な方が若干いらっしゃるのですが、そうした方をお 誘いする前に、まずは予行演習というつもりで一人で掘ってきました。 度々登場する職場の裏山は、夏の間は陽の当たる部分を一面葛の葉が被うほ どですので、その根幹たる葛の根っこなどそれこそ山ほどあるわけです。も う、掘り放題といっても過言ではないほど。 そんなわけで、昨日は掘り放題の葛の根のなかから「中くらいの太さ」のも のを狙って掘ってみました。地上に出ている部分は、私の腕ぐらいの太さの ものです。すぐ近くに太股ほどもある大物もあったのですが、何十年物の大 物はプロでも2〜3人がかりで何時間もかかると聞いていたので、中くらいの ものにしました。 午後の早い時間に掘り始め、「どんなものかな」と思いながら掘ってみまし たが、これがなかなか。想像以上に大変。途中で幾又にも分岐していて、分 岐した直径3?程の細い根っこがスコップや鍬の行く手を阻み、根幹の根に なかなか近づけません。 結局、ほぼ休憩もなしで4時間掘り続け、穴の深さも1.7m(自分の身長)を超 えるところまで掘って、脚の脹脛ほどの太さの根を掘り出したところで、日 没終了。根はさらに先に続いていましたが、土が硬くて掘りにくくなってい た部分でちぎれてしまったので、ここで諦めました。いやはや大変。 この後はまずは、根っこの水洗いをして土を落とす必要がありますが、穴掘 りでヘトヘトでしたので、すべては後回し。 続き作業は今日からぼちぼち・・・。 葛粉を得るまでの道のりはまだまだ遠いです。 (昔の人の苦労の一端を実体験しております) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■■ 【日刊☆こよみのページ】(まぐまぐID: 0000210127) ■■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ☆ご意見・ご感想・質問送付先E-mail: magazine.std@koyomi.vis.ne.jp バックナンバー参照、メルマガ登録・解除 http://koyomi8.com/cgi/magu/ ★「日刊☆こよみのページ」に広告等の掲載条件については、 http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm をご覧下さい。★ ☆発行者について かわうそ@暦 (http://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。 プロフィール ⇒ http://koyomi8.com/msuzuki.htm ★Web こよみのページもよろしく! http://koyomi8.com/ (携帯版・今日の暦は http://koyomi8.com/i/ ) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-