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金環日食 ほたる さん 2012年5月19日(土) 9時51分

    いよいよ明後日は金環日食ですね。
    そこで、ちょっと疑問に思ってることがあるのですが。
    食が最大になるのは7時半ごろですが、新月になる時刻は8時47分ですね。
    新月になる時刻に食も最大になるのかと思ってました。
    新月になる時刻と食が最大になる時刻がずれている理由が知りたいのですが。
    RE:金環日食 明日が楽しみ さん 2012年5月19日(土) 10時54分
      新月の時間は地心位置で計算してるけど、地表観測点ごとに月の影が落ちかたが異なるからではないですかね。
    RE:金環日食 かわうそ@暦 さん 2012年5月20日(日) 22時5分
      日食の様子を地球全体で見れば、月の影が地球の表面を移動して行くわけですが、地球表面のある地点で日食の食分が最大になる瞬間とは、地球全体でみて月の影が地球の中心にもっとも近づいた瞬間では無くて、単に見ている地点に最も近い位置を月の影が通り過ぎた瞬間に過ぎません。

      「食が最大となる瞬間」を、中心食(皆既日食や金環食となっているところ)だとすると、今回の中心食は

        7:09〜10:36(日本時で)

      まで継続しています。
      この期間は地球上の何処かで金環食となっているわけです。
      ある地点で金環食が見えている時には、その地点では「食の最大」ということでしょうが、これだけでも食の最大の時間はところによりまちまちなのが分かります。

        食が最大になるのは7時半ごろです

      というのは、日本付近の何処かでは成り立ちますが、ところ違えば時刻も変わってきます。

      ちなみに、地球中心と月の影の中心がもっとも近づくのは、今回は8:59(日本時)頃です。
      新月の瞬間に大分近い時刻ですね。

      それでも、多少のずれがあるのは、地球の公転面(黄道面)と月が地球の周りを公転している面(白道面)が一致せず、傾いているため。このため月の影の動きは黄道の経度(黄経)方向の動きだけでなく、緯度(黄緯)方向の動きもわずかですがあるため、ピッタリ同じにはなりません。
科学の退歩? ESTACINIA さん 2012年3月29日(木) 10時52分

    私は 岡田 芳朗 著 「暦に見る日本人の知恵」と言う本を読んでいて不思議に思ったことがあります。
    明治十六年本暦には二十四節気の時刻が小寒午前〇時二十八分二十八秒と秒単位まで記載されています。
    しかし今の暦では小寒 7時44分のように分までしか記載されていません。
    これはどうしたことでしょうか。明治初期で秒までわかるのなら今ではミリ秒単位までわかってもおかしくないのに、その「秒」も今では書いてないのです。
    何かわかることがあればぜひお願いします。
    RE:科学の退歩? かわうそ@暦 さん 2012年4月11日(水) 6時46分
      引っ越しで、インターネットにまともにつなげられる環境がしばらく無かったので、掲示板のチェックを怠っておりました。
      ESTACINAさん、すみませんでした。

      書き始めると長くなりそうな話題なので、出勤前の今、書いている時間はないので、改めて書きに来ます。
      ただ秒までの表記が分までに変わっていたからといって、昔は秒までの精度があって、現在はそれが分までの精度に低下しているなんて云うことではありません。

      別に科学が退歩しているわけではありませんので、ご安心下さい。
      では、また時間があるときに書きに来ます。
    わかりにくい説明ですが・・・ かわうそ@暦 さん 2012年4月18日(水) 1時15分
      どんな風に説明すればいいかなと思っているうちに時間だけが過ぎてしまいました。
      時間は過ぎたけれど、分かりやすい説明は浮かばない。これ以上間をおいてもいいことはなさそうなので、わかりにくいとは思いますが、書いてみることにしました。
      わかりにくいと思いますが、お付き合い下さい。

      ESTACINIAさんがお書きになっている岡田先生の「暦に見る日本人の千恵」のP166には、明治16年の暦の暦首部分の写真が掲載されています。
      見れば、確かに秒まで。

      いつから秒までの表示が始まり、いつ終わったか分かりません(ご存じの方、教えて下さい)が、現在の暦要項などには二十四節気の節入りの時刻などは分までしか記載されておりません。
      「分」まであれば、通常の使い方については不都合はないと思いますので、秒までの表示は不必要でしょう。
      では、なぜ昔(明治16年など)は秒まで表示されていたのか?
      秒まで表示する必要があった理由として考えられるのは、

       「正確な時刻を知るため」

      という目的です。
      明治16年の頃と云えば、地球の自転や公転は時刻を知るためのもっとも正確な時計でした。

       小寒午前〇時二十八分二十八秒

      小寒は地心での太陽の視黄経が285°となった瞬間です。
      上記の記述は普通に考えれば、

       「午前〇時二十八分二十八秒に太陽の視黄経が285°となる」

      と云う意味ですが、見方を変えると

       「太陽の視黄経が285°となる瞬間が午前〇時二十八分二十八秒だ」

      とも云えます。地球の自転や公転がもっとも正確な時計であった時代は、後者のように力学的に推算された時刻があって、実際に観測された天体の位置がその推算された位置に達した瞬間によって、時計あわせをすることで、正確な時刻が保持できたわけです。

      ところが、人間が大変正確な時計(数億年に 1秒の誤差なんて云う時計)を作れるようになって見ると、地球の自転や公転は思ったほど正確でも一定でも無いことが分かってきました。今や、人間の作った時計は、地球の自転や公転といった「不正確な時計で時計あわせをする必要がない」レベルにあります。この辺りは、明治16年当時とは大きな違いですね。

      更に、ニュートン力学時代はどこででも同じように流れていると考えられていた時の流れも、そうではないことが分かってきました。今や厳密な計算には、

       その計算に使った時間は、
       地球表面での時間?、地球中心?、それとも太陽系重心?

      と云ったことが問題になってしまいます。
      現在では日常に使う時刻と、天体の運動を記述する時刻とは別のものになってしまっているのです(その間の関係は観測で追跡されますけれど)。2012年の時点では、力学的な計算に用いられる地球時や太陽系力学時と私たちが日常に使っている協定世界時の間には既に1分以上の差が生じています。

      こうなってしまうと、日常の生活の基盤となる情報を掲載する暦要項に、日常の生活では十分であろう分以下の表示をする意味はありません。日常生活とは直接結びつかない学問的正確さを追求する世界では、ミリ秒、マイクロ秒を問題としても、それは学問の世界での話なのです。

      折角計算しているなら、そのまま書いちゃえばいいじゃないかと考えるかもしれませんが、デジタル時計で秒まで表示されていれば、その時計がきちんと時刻あわせされているか否かなどを確かめずに秒まで正確だと誤解する人がいるように、予期せぬ誤解を生み出す危険性があります。
      そうした誤解の危険を犯してまで秒まで表示する意味は、現在はもう無いでしょう。

      現在暦要項等で、秒まで表示していないことにどんな意味があるかと考えれば、以上のようなことだと考えられます。

      冒頭で白旗を揚げたように、わかりにくい説明だなと自分でも思いますが、それでもいくらかはESTACINIAさんの疑問が解ければ幸いです。
      追加 かわうそ@暦 さん 2012年4月18日(水) 7時0分
        忘れていましたが、明治時代だとまだ日本では独立推算は出来ていなかったはずです。
        数値は輸入した英暦の値を用いていると思われます。
旧暦の閏月の干支について サファイア さん 2012年4月15日(日) 8時7分

    旧暦の閏月の干支について教えて下さい。

    旧暦の場合、年月日それぞれに干支が割り当てられますが、
    閏月、例えば3月 → 閏3月と並ぶ時の干支はどのようになるのでしょうか。
    3月が壬辰として、閏3月も同じく壬辰なのでしょうか。
    それとも暦月ではなく節月でカウントしていたのでしょうか。
    節月とは二十四節気の節気で区切る月の数え方です。

    ネットで検索しても2通りの説がありハッキリしません。
    あくまでも現代ではなく、昔の鎌倉時代や江戸時代とかはどうやっていたのかが知りたいです。
    また、それらは古代のカレンダーに残っているのでしょうか。
    よろしくお願いします。
    http://library.nao.ac.jp/kichou/open/021/Ten2101_M.jpg
    http://bunzo.jp/photos/010kyureki/senmyoreki1_l.jpg

    RE:旧暦の閏月の干支について かわうそ@暦 さん 2012年4月17日(火) 23時49分
      暦月への干支配当は閏月を考慮しない12ヶ月に順番(「不断」といいます)に配当されます。
      では、閏月はどうなるかというと、本月と同じ干支が閏月にも割り振られます。
      もし正月が、「壬寅」で閏正月があったとしたらこの月の干支も「壬寅」となります。
      ただし、暦には閏月の干支は省略されて書かれないのが普通です。
      例えばこんな具合

         正月大 建壬寅
        閏正月小

      閏月には暦月の干支がありませんが、書くとしたらこちらも「建壬寅」と書かれたはずです。

      > 昔の鎌倉時代や江戸時代とかはどうやっていたのかが知りたいです。
      > また、それらは古代のカレンダーに残っているのでしょうか。

      古くなればなるほど、暦は残っていません(今でも事情は同じでしょう。去年のカレンダーをわざわざ残している人は少ないと思います)が、それでも江戸時代の暦くらいなら随分残っています。それより古い暦も、数はずっと減りますし、断片的だったりしますが残っているものはあります。

      と、答えを書いたところで思い出しましたが、暦の年月日に割り振られる干支の話は、実は「暦と天文の雑学」の中に

        年・月・日の干支
        http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0020.htm

      として書いておりました。
      答えを書く前に思い出しておけばよかった・・・。
      間抜けな、かわうそでした。
      RE:旧暦の閏月の干支について サファイア さん 2012年4月18日(水) 6時51分
        かわうそさん、お忙しい中すみませんです。
        なるほど暦月ですか、了解しました。

        あれからこちらでも色々と調べていたら江戸時代の暦の写真がみつかりました。
        http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/chronicles/visual/03kinsei/photo/kinsei3c3-01.html
        天保12年の寛政暦のようですが、閏正月の月干支の部分は随節用と書かれてありますね。
        随節用とは意味不明ですが、前の月の干支を引き継ぐという意味でしょうか。
        どうやら昔は干支は暦月に従っていたようですね。
        これでスッキリしました。ありがとうございました。
        占いと節月の話しもたいへんよくわかりました。ありがとうございます。
レスポンスが、しばらく遅れます かわうそ@暦 さん 2012年3月28日(水) 23時2分

    かわうそ@暦です。

    転勤のため、引っ越し(実世界で)します。
    引っ越してから、ネット環境が整うまでしばらく時間がかかるため、
    しばらく、掲示板への書き込みなど出来にくい状態となることが予想
    されます。

    ご迷惑をおかけ致しますが、このような事情ですので、ご理解願いた
    い。よろしくお願い致します。
どなたか教えて下さい 容堂 さん 2012年3月24日(土) 13時40分

    来る3月26日、金星と木星と月が縦一列に並ぶと言う事なのですが、この現象について、詳しい情報をご存知ではないでしょうか?良ければお教え願いたいのですが・・・。
    RE:どなたか教えて下さい かわうそ@暦 さん 2012年3月25日(日) 7時32分
      現在、日没後の西の空に木星と金星が並んで見えていますが、この間に月齢4ほどの細い月が入って、地平線に近い方から順に

        木星 → 月 → 金星

      という具合に 3星が並んで見えるようになります。
      そんなに珍しいわけでも、特別な現象でもありませんが、眺めると

       きれいだなー

      ってくらいでしょうか。
      AstroArtsのURLにそのときの状況の予想画像(ステラナビゲーターの画像かな?)があります。

      http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2012/201203/0326/index-j.shtml

      参考になると思います。
      RE:どなたか教えて下さい 容堂 さん 2012年3月25日(日) 12時35分
        有難うございます。月の光量がどうかな?と言う気もしますが、頑張って撮ってみます。
【掲示板、とりあえず暫定復旧】 かわうそ@暦 さん 2012年2月4日(土) 6時49分

    管理人、かわうそ@暦です。
    掲示板の件ですが、とりあえず暫定復旧です。
    古い記事も下の、

     「古い掲示板はこちら」

    からご覧になれます。
    スパム対策は、もう少し時間を掛けてとなりますが、とりあえず掲示板は普通の運用状態に戻りました。

    いろいろご迷惑を掛けて済みませんでした。
    RE:【掲示板、とりあえず暫定復旧】 三日月 さん 2012年2月6日(月) 21時1分
      復旧作業お疲れさまでした。
      古い掲示板は、アルバムを見て回想するのと似ていて、なくてはならないものです。
      みてみたら、6年前に七草や小正月の行事をするときに、詳しく知りたいなとおもい探っていたらここのサイトに出会えたのでした。
      そして、かわうそさんはもちろん、ここを訪ねている皆様の話を聞かせていただき いつも楽しかったです。
      仕事を辞め、主人との農業を始めたり、震災のこともあり、書き込むことも少なくなりましたが、変わらず大事なサイトであります。

      我が家の作業は、これからりんごジュース搾りです。
      小粒のもの、日当たりがよくなかったものなど。実ったすべてのものに感謝して「美味しい〜」に形を変えてお届けしますよ。

      福島の農家の人のなかには、宮城の休耕地を借りて白菜や青梗菜を栽培している方もいますよ(通いで)。その気持ちには私たちも励まされますね。

      果樹の剪定も同時進行です。
      まだ雪はありますが、晴れていれば気温はあがり、雪はキラキラ眩しく、澄んだ空を飛ぶ飛行機は小さく遠く(飛行機雲が出ないので見つけられない)、車の往来もほとんどなく、野鳥も鳴かず。
      この作業もなかなか気に入ってます。(この枝は切るか残すかと、まだ主人に確かめながらですが。)

      掲示板…これからもよろしくお願いします。
      皆様それぞれに出会いがあったのでしょうね。
      皆様はいかがですか?

捨て石 さん 2012年2月20日(月) 12時19分

    かわうそ@暦 様
    〜風のたより〜復活、ありがとうございました。
    ところで、〜風のたより〜欄に、コメントを入れさせていただいておりますが、「お名前」欄に名前を投入しても「表示されません」。
    従いまして現在「コメント投入欄に名前を書いております」
    皆さんコメントをお寄せですが、どなたのコメントかわからない状態になっているようです。
    「風のたより」のコメントの障害 かわうそ@暦 さん 2012年2月21日(火) 7時23分
      かわうそ@暦です。
      症状を確認しました。
      なぜ、名前の欄だけデータの受け渡しが出来ていないのか、原因を探しています。
      ご不便をおかけしておりますが、修正出来るまでもう少しお待ち下さい。
      RE:「風のたより」のコメントの障害 かわうそ@暦 さん 2012年3月1日(木) 6時51分
        コメント関係の表示の以上を調査しておりましたが、問題はコメントの部分ではなく、表示ページ全体を変換するルーチンにあることがわかりました。

        この部分は、「風のたより」復活のために大幅にプログラムを修正した箇所。
        原因が思った以上に根深く、対応に時間がかかっております。
        「風のたより」を楽しみにして下さっている皆さんには申し訳ありませんが、対応完了まで今しばらくお時間をいただきたい。
      暫定復旧・コメント投稿者名の表示 かわうそ@暦 さん 2012年3月12日(月) 7時56分
        「風のたより」のコメント機能に、投稿者の名前が表示されない問題について、新規の投稿については、名前が表示されるようになりました。
        とりあえず、暫定復旧です。

        以前のコメントについても正常に投稿者名が表示できるように、引き続き作業を続けます。

        ついでですが、「風のたより」内でのテーブル表示機能も正常に表示できない状態でしたが、こちらは、復旧出来ました。
平気法の閏月 ESTACINIA さん 2012年2月23日(木) 11時18分

    かわうそ@暦 様 私はいつもあなたのサイトで楽しんだり参考にしたりしています。これからもよろしくお願いします。
    ところで昨日、平気法では閏1月になりました。私は2006年から平気法による暦に興味を持って自分で作成することに決めました。
    とりあえず天保暦(定気法による暦が)が官暦を離れた明治43年(1910年)からのデータを作成しました。
    お借りしたデータ http://www.moonlabo.com/cgi-bin/dat/dat_clm.cgi?MNu=&OpDv=
    1911/7 1914/5 1917/1 1919/10 1922/6 1925/2 1927/12 1930/7 1933/4 1936/1 1938/8 1941/7 1944/3 1946/11 1949/7 1952/4 1955/1 1957/9 1960/6 1963/3 1965/12 1968/8 1971/4 1974/2 1976/10 1979/6 1982/3 1984/10 1987/9 1990/5 1993/1 1995/10 1998/5 2001/3 2003/11 2006/7 2009/5 2012/1 2014/10 2017/6 2020/4 2022/12 2025/8 2028/5 2031/1 2033/11 2036/7 2039/3 2041/12 2044/7 2047/5 2050/1
    了解しました かわうそ@暦 さん 2012年2月25日(土) 1時7分
      ESTACINIA 様

      了解致しました。
      お使い下さい。
      ありがとうございます ESTACINIA さん 2012年2月25日(土) 11時57分
        かわうそ@暦 様
        理解してくださって本当にありがとうございます。

        元はと言えば酒転童子さんの江戸で遊ぼう???(http://www.k3.dion.ne.jp/~edo-cad/koyomihyoushi.html)を見ていて平気法の方が歴史が深いことを知ったからです。

        しかし彼ないし彼女が公的に暦を作成しているわけでもないのに『ごく当たり前に作ると』、閏九月が入りますという言い方や、さらに閏月の入れ方も翌月1日の中気を前月に入れるなど違和感を覚えることがありました。

        その点でかわうそ@暦 さんの謙虚さと熟練度に好感を持てたため、いろいろと参考にするようになりました。

        毎日楽しい読み物をありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。
        平気の暦 かわうそ@暦 さん 2012年2月25日(土) 20時41分
          ご紹介のサイトは多分見たことが内ので、そのうち拝見してみようと思います(週末、ちょっと出かけるのでその後で・・・)。

          暦が四季の変化を近似的によく表すこと、そして人間社会の基礎的資料として予測しやすく偏りの無いものであることといった条件を考えると、私も定気法より、平気法(恒気法)の暦の方が優れていると思います。

          天保暦が定気法を採用したことは、新しい天文学に触れてそれを取り入れたいという作暦者の気持は理解できるものの、使うものの立場などを考えていない独りよがりの改悪という気が致します。

          ただ、独りよがりの暦といっても、暦は「社会のみんなが使うもの」ということから考えると、一人で違った暦を使うといっても、これもまた独りよがりとなってしまいます。
          理想と現実、何でもこの間には深い(そして暗い?)溝が広がっているものですね。
節気日が官報と違う日 通りすがり さん 2012年2月24日(金) 15時8分

    二十四節気計算の所の1964/09/08 0時 白露ですが、
    暦要項(http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/pdf/yoko1964.pdf)では、
    9/7 24時が正しいようです。

    「新こよみ便利帳」ver.1.2の略算式で計算すると
    9/8/1964 00:00:30.816504
    (ΔTは理科年表より35.0秒で式は視黄経補正を含んでいます)

    となりました。おなじ式を利用している以上、計算間違いでは
    ありませんが、実際に確定している節気日と食い違うのが気になります。

    ちなみにDE405 + IAU 1976 Nutation, IAU 1980 Precessionモデルで計算すると
    dt = 35.000000
    2438646.12502131984
    sec = 26.842023
    1964/09/07 白露, 23:59:27
    となります。

    1900-2100年で日付に違いが出そうな所を調べましたので参考までに。
    1917/09/24 秋分, 00:00:26
    1927/03/21 春分, 23:59:26
    1950/01/21 大寒, 00:00:04
    1964/09/07 白露, 23:59:27 *
    2019/11/23 小雪, 00:00:05 *
    2021/02/03 立春, 23:59:58 *
    2030/07/19 夏土用, 23:59:32 *
    2053/01/20 大寒, 00:00:38
    *が、貴サイトと異なる結果になった節気と土用です。
    RE:節気日が官報と違う日 かわうそ@暦 さん 2012年2月25日(土) 2時8分
      通りすがり 様

      ご指摘ありがとうございました。
      二十四節気計算のページの計算結果は、注意書きにも書いたとおり略算式を使
      って太陽位置を計算しているため、最大2.4分の誤差を生む可能性があります

      ということで、現在の方式のままだと、こんなものかなと云うところです。

      通りすがりさんが、危なそうな箇所をピックアップして下さったので、私もDE
      405を使って二十四節気計算のページの表示結果をチェックして見ました。
      結果は、次のようになりました。

       ○1917/09/24 秋分
       ○1927/03/21 春分
      ※×1950/01/20 大寒 (1/21 0時)
       ×1964/09/07 白露 (9/ 8 0時)
      ※○2019/11/22 小雪
       ×2021/02/03 立春 (2/ 4 0時)
       △2030/07/19 夏土用(7/20 ・・・ 土用と土用の間日計算)
      ※×2053/01/20 大寒 (1/19 24時)

      DE 405を使って求めた結果と二十四節気計算のページの表示の日付が同じもの
      は「○」を違っているものには「×」をつけました。
      ()内は、こよみのページの「二十四節気計算」等で表示されている日付と時
      刻です。

      「△」は「暦の雑節」では「○」、「土用と土用の間日」のページでは「×」
      であったので、こうしました(前者はPHPで、後者はJavascriptで計算してお
      り、若干プログラムの内容が異なっているため差が出たようです)。

      先頭に「※」をつけたものは、通りすがりさんが計算して下さった日付と、私
      のチェック計算の日付が異なったものです(1964年以外の年について、通りす
      がりさんは、dTの考慮を省略されたために生じたものと思われます)。

      ◆さてどうしたものか?
      二十四節気計算や月齢カレンダー計算は、こよみのページの黎明期からあるペ
      ージで、当初は暦の情報提供と共に、計算方法の実例公開という目的をもって
      いたページ(そのために、ブラウザさえあればプログラムソースが見える、Ja
      vascriptで書きました)なので、略算式を使った天体の位置計算の方式で作っ
      ています。

      時代変わって(十年以上たちましたので)、今は計算方法の例としてこのペー
      ジを見る方は、多分ほとんどいらっしゃらないようになったと思いますので、
      より正確な結果を求める方式に書き直すということも考慮するべきかもしれま
      せん。

       どうしたものかな?

      と、この返信を書きながら考え込んでおります。
      直しちゃうべきかな?
    RE:節気日が官報と違う日 通りすがり さん 2012年2月25日(土) 10時29分
      失礼しました。
      2014年以降のdTを0.0で計算していました。
      http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEcat5/deltatpoly.htmlで再計算したところ
      ※○2019/11/22 小雪
      ※×2053/01/20 大寒
      は、ご指摘の通りです。

      ※×1950/01/20 大寒
      に関しては、日本暦日大鑑および理科年表暦部の記載などから
      1960年以前は暦表時は考慮されていないとし、1873-1959年はdT=0.0で
      計算しています。
      dTの計算には
        -1872 前述JPLの式
      1873-1959 0.0
      1960-2013 暦象年表の値
      2014-   前述JPLの式

      また、章動理論も
      /* IAU 2006 Nutation, Precession with bias */
      /* SF2001 */
      /* IAU 2000a Nutation, Precession */
      /* IAU 1976 Precession + 1980 Nutation */
      を年代毎に使い分けています。
      実際に採用された暦に近づけたいという思いがあるのですが、
      難しいですね。天体の位置の正確さは最新の章動理論だけで
      良いのでしょうけども。
         
捨て石 さん 2012年2月21日(火) 0時40分

    かわうそ@暦 様
    〜風のたより〜を利用させていただいている身にありながら、たびたび
    うるさいコメントをさせていただくことを、どうぞお許しください。
    北国様から指摘されて「ほんとだ!」と気がついたのですが、このコーナの以前のコメント全て、「発信者の名前」が消えていますね。
    なんとか、回復できるものでしょうか。

    「暦こよみのページ」の製作者コンセプトから少しはなれた部分のカーナ・閲覧者交流コーナに対して、あまり差し出がましいコメントを申し訳ありません。

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