こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
 【金縷梅】 (まんさく)
 二月下旬から三月上旬。余寒の中に一斉に金色の花を咲かせるマンサク。
 春の始めに「まんず咲く」からマンサクと呼ばれると言います。
 雪国の春の山には無くてはならない花です。

 花自体はよじれた金色の糸状で、私は「錦糸卵の花」と勝手に呼んでいます。
 枝は柔軟で昔はかんじきの材料にされたと言いますし、樹皮も丈夫で山仕事
 の際の縄の代わりになったと聞きます。
 その上寒さにも強く雪の残る山でいち早く花を付けます。北国に生きるため
 に生み出されたような木です。

 花はかなり地味ですから、これが花だとはっきり知ったのは大分大きくなっ
 てから。花らしくない花ですが、その花らしくない花が、いまは懐かしい早
 春の花になりました。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/02/23 号

こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック