こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
 【菜種梅雨】 (なたねづゆ)
 菜の花の咲く頃に降る長雨をいう。
 しとしとと降り続く暖かい雨。

 本来は三月末から四月にかけて吹く、雨を吹くんだ南東の風をいったらしい。
 早く花をさかせよとせき立てる雨ということで「催花雨(さいかう)」と呼
 ばれたものが、同じ読みの「菜花雨」となりこれが転じて菜種梅雨となった
 のだと考えられます。

 菜の花の咲く頃、しとしとと雨の降る日が確かに多いと感じられますから、
 これをさして「梅雨」と呼んだ人の気持ちはよく解ります。

 梅雨という暗い印象の言葉も、菜の花と結びつくためかいくらか明るく感じ
 られます。
 雨の向こうに、菜の花の明るい花の色が透けて見えるように。


オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/04/23 号

こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック