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 【葉桜】(はざくら)
 花が散って若葉が出はじめた頃の桜。夏の季語  《広辞苑》より

 桜の花びらが散ると、やがてやわらかい葉をひろげはじめます。その様子を
 「葉桜」と表わします。その葉は日に日に鮮やかさを増し、緑の若葉におお
 桜の木の下に立ち、さわさわとそよぐ風に身をまかせると、気持ちまで洗わ
 れる思いがします。

 「葉桜」は春の言葉という印象があり、『俳諧古選』(1763)では春の季語
 入っていますが、江戸後期からはむしろ若葉の美しさが愛でられるようにな
 り、夏の季語に編入されるようになりました。
 《四季のことば ポケット辞典》より

 まだしぶとく花の残る桜も有るのですが、私の住む町の周辺の桜はほとんど
 が葉桜となっています。
 花が散って暫くは葉の間から赤い花柄が見え隠れしておりましたが、現在は
 葉が茂りそれも見えなくなりつつあります。

 葉の茂った桜の木の下に立ち、見上げると密集した葉に遮られて空もほとん
 ど見えなくなりました。
 満開の花の咲く頃の艶やかさとは違った、生命力にあふれた力強さを感じさ
 せる桜の姿です。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/04/30 号

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