こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
【片棒を担ぐ】(かたぼうを かつぐ)
 いっしょにある企てをする。荷担する。多く、悪い仕業にいう。《広辞苑》
 仕事の一部を受け持って協力する。手を貸す。荷担する。《成語林》

 昔の乗り物、「駕籠(かご)」は先棒と後棒があって二人でないと担ぐこと
 が出来ない。二人のうちの一方が「片棒」で、その片棒を担ぐことから出た
 言葉だそうです。
 そういえば、「お先棒を担ぐ」なんて言う言葉も有りますね。

 一人が受け持つのが「片棒」で、もう一方をになってくれる人を「相棒(あ
 いぼう)」と呼ぶというそうです。「彼は私の相棒です」なんていう言葉を
 時折使いますが、何気なく使う「相棒」はここから出ていたんですね。

 「片棒を担ぐ」の意味自体はこれで了解出来るのですが、不思議なのはなぜ
 この言葉がほとんどの場合悪事に荷担することに使われるのかと言うこと。
 言葉の中にはこのように良いことにも悪いことにも使えそうなのに、現実に
 は一方にしか使われない言葉というものが有ります。どうしてそんなことが
 起こるのか、どうでもいいことのようですが、なんだか気になります。

 「片棒を担ぐ」が今のように悪い意味に多く使われるようになった理由をご
 存じの方がいらっしゃったら教えて下さい。気になって仕方がないので。
 お願いします。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/06/04 号

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