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【塞翁が馬】(さいおうが うま)
 塞翁の馬が逃げたが、北方の駿馬を率いて戻って来た。喜んでその馬に乗っ
 た息子は落馬して足を折ったが、ために戦士とならず命長らえたという故事。
 人生は吉凶・禍福が予測できないことのたとえ。塞翁失馬。
 「人間万事塞翁が馬」 《広辞苑》

 この語は『淮南子』に見える言葉です。
 塞翁とは国境の塞(さい。砦のこと)の近くに住む老人という意味。
 この人は大変占いが巧みな人だったといいます。

 この人の飼っている馬が逃げ出して行方が判らなくなると、人々は気の毒に
 思ってこの人を見舞うと、

  「いやいや、これが幸運の基になるかもしれない」

 と言う。どういうことかと人々がその後を眺めていると、逃げ出した馬が別
 の駿馬をつれて帰ってきた。そして・・・と話は続きます。

 「禍福はあざなえる縄のごとし」とも言いますが、目の前の幸不幸は一時的
 には幸福に見え、不幸に見えても、最終的にはどうなるのか、人生の決算を
 行うまでは評価は定まりません。

 Web こよみのページや、日刊☆こよみのページはここ数日、開設以来最大の
 障害に見舞われた(自分のスクリプトの弱点が引き金となっているので、自
 業自得ですけどね)わけですが、今は復活しましたし、最近は有ってあたり
 まえと思っていた自分のサイトが開けない状況を体験すると、今までの毎日
 があたりまえの日々ではなくて、有り難い日々だったと感じられるようにな
 りました。

  「いやいや、これが幸運の基になるかもしれない」

 今回の経験に対して、今はこう思っています。
 過ぎてしまったことは悔やんでも始まりませんし、先のことは判らない。
 過ぎたことは良い経験だったと思い、これからは良い方に向かうことを願っ
 て、良い方向に向かう原動力にしたいと思います。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/06/12 号

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