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【自責】(じせき)
 自分で自分を責めとがめること。「自責の念に駆られる」 《広辞苑》

 どうも、自分の外に責任の所在を探して追求するという風潮が蔓延している。
 偉そうに書く私もまた何か有ると、あれが悪い、これが悪い、ああじゃなけ
 ればなと、自分以外に責めるべき相手を探してしまうことがあります。
 いや、探すことから始めてしまっていると言っても良いでしょう。

 「人間は、先ず自分を責むべきであって、世の中や時代を責むべきではな
  い。世の中が悪い、時代が悪いというのならば、そういう時世に対して、
  一体自分はどれだけ役に立つのか、それをどう解釈し、それに対してど
  ういう信念・情熱を持っているのか、よく自分を責めるがよい。」
                       《安岡正篤 一日一言》より

 何か問題が発生した場合、一つ一つの原因をたどればその原因は至る所にあ
 ってそれが絡み合って、問題として顕在化しているわけで、その一つ一つを
 あげつらえばいくらでも責めるべきところは見つかります。

 だが、考えてみれば自分と問題の関わりという観点から見れば、様々な問題
 の原因は自分という一点で結びついていることに気が付きます。
 その結び目となる自分という一点を除外しては、自分の問題は解決しません。

   ○○が悪い

 ととっさに思うのは致し方のないことでも、そこで踏みとどまって、

  ちょっと待てよ。俺はどうなんだ?

 と自分の責任を振り返るようにしたいと思います。


オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/06/27 号

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