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【売家と唐様で書く三代目】(うりいえと からようでかく さんだいめ)
 初代が苦労して作った家屋敷も、 3代目となると売りに出すことになる。商
 いをおろそかにし中国風の書体などを凝って習ったおろかさが「売家」のは
 り紙にあらわれていることを皮肉った句。  《広辞苑》

 事務所費問題やら、絆創膏疑惑やらで参院議員選挙の自民党大敗の原因を作
 った張本人としてその責任を問われ赤城徳彦農水大臣が更迭されました。
 このニュースを聞いて思い浮かんだ言葉が、

   売家と唐様で書く三代目

 です。よく知られたとおり、安倍晋三総理の祖父(母方の)は岸信介元総理。
 そしてその岸内閣で、農林大臣、官房長官、防衛庁長官などを歴任したのが
 今回辞任した赤城徳彦農水大臣の祖父赤城宗徳氏。

 赤城宗徳氏と言えば、60年安保の時、岸総理がスト鎮圧のため自衛隊の治安
 出動を要請したのに対して、当時防衛庁長官であった赤城氏が、

  「国民に対して自衛隊を差し向けることは出来ない。
   どうしてもというなら、私は辞めます。」

 と要請を拒否したことが知られています。

 安倍内閣で赤城徳彦氏が農水大臣に就任した当時は、祖父と孫とで同じ関係
 となった奇縁が取りざたされましたが結果から見ると、総理も大臣も祖父と
 孫との器の違いだけが目立つことになってしまいました。

 三代目はやはり、唐様に売家と書くようになってしまうのでしょうか?


オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/08/02 号

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