こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
【他力本願】(たりき ほんがん)
 1.阿弥陀仏の本願。また、衆生がそれに頼って成仏を願うこと。
 2.転じて、もっぱら他人の力をあてにすること。
  《広辞苑》

 Web こよみのページを始めて 7年。
 当初は「全部自前」で作っていたサイトですが、最近はそれだけでは無理な
 部分もあって、「他力」を当てにする場合があります。
 最近では、このメールマガジンでも何度かお願いした

  「今日の誕生花( http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php )」

 の花の画像集めがそれです。
 「他力」に頼ってのサイト作りということで、本日のコトノハは「他力本願」。
 広辞苑の説明2に当たる、他力本願本来の意味からは誤用というべき意味で、
 拾い出してみました。


 他力本願というこの言葉は、親鸞聖人(しんらんしょうにん)によって広め
 られた仏教語で、阿弥陀仏は善悪を問わず命あるすべてのものを極楽浄土へ
 と往生させようと誓願したことを指して阿弥陀仏の「本願」といい、その阿
 弥陀仏の力に頼って成仏しようと言うのがこの他力本願の本来の意味です。

 自分自身で修行してその力によって成仏するという「自力」に対しての「他
 力」です。この観点からすれば

  他力本願 = 阿弥陀如来信仰

 と考えられる言葉ですが、現在はもっぱら誤用である

  他力本願 = 人まかせ

 の意味で使われています。
 親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗からすれば、とんでもない誤用ですね。
 でも誤用とわかっていても、

  「もっぱら他人の力をあてにする」

 という局面においては、一番しっくりする言葉なので使ってしまいます。
 これからの「こよみのページ」はますます皆様のお力、「他力」をあてにす
 ることが増えそうです(私の「自力」が足りないので)。
 皆様、大きなお心で「こよみのページ」をお救いください。

 最後はこよみのページからの「他力本願」のお願いでした・・・。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/09/01 号

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