こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
【木枯し・凩】(こがらし)
 (木を吹き枯らす意)
 1.秋から初冬にかけて吹く、強く冷たい風。冬の季語。
 2.(女房詞) すりこぎ。(一説、その音からの称かと)

 「凩」は風の略形と木とをあわせたもので日本製の漢字です。なかなか分か
 りやすい文字です。
 「こがらし」と言う言葉自体、冬の初めのころに木に残った枯れ葉を吹き払
 う冷たい強風を表すにはピッタリの言葉。この言葉を耳にするだけで思わず
 コートの襟元を引き寄せてしまいそうです。
 気象の世界では、

  十月半ばから十一月半ばにかけて西高東低の冬型の気圧配置となって最初
  に吹く風速8m/s以上の西北西から北向きの風を「木枯らし一号」と呼ぶ

 のだそうですが、そろそろ木枯らし一号が吹いたというニュースを耳にする
 季節となりました。木枯らし一号が吹いてもまだこの初冬の時期の冬型の気
 圧配置は長続きしないことが多くて、一日二日するとまた暖かい日がやって
 来ます。こんな暖かい日は小春日と呼ばれます。

 冬は木枯らしの日と小春日が相互に繰り返されることに始まり、徐々に木枯
 らしの比率が増えて、吹き払う木の葉が尽きてしまう頃に本番をむかえます。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/11/12 号

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