こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
【日新】(にっしん)
 日々に新しくなること。毎日旧来の悪習を改めること。
  《広辞苑》

 大学に

  『苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなり』

 とあります。徳を修めるには、毎日毎日新たな気持ちとなってたゆまず努め
 なければならないと言う意味です。

 一日、大地を照らし疲れ果てて夕方に沈んでいった太陽が再び朝になれば新
 しい力を携えて昇ってくる様子を見て、こうした言葉を思い浮かべたのでは
 無いかと勝手に想像しております。

 伝説によれば殷王朝を開いた湯王が洗面に使う器(盤)にこの言葉を彫り、
 毎朝この句を唱して自戒したそうです。
 今日の行いは昨日よりも新しくよくなり、明日の行いは今日の行いよりよく
 なるようにとこの言葉を唱えたのでしょう。

 江戸時代に各藩が、藩士の子弟等を教育するために藩校を造っていますが、
 会津藩と対馬藩がそれぞれ造った藩校の名は「日新館」。その名はこの言葉
 から採られたものでしょう。
 今日は、旧暦の元日。一つの暦の新たな始まりの日ということでこの言葉を
 取り上げてみました。

  「日に新たに、日日に新たに、又日に新たなり」

 新しい一日を、よりよい一日となるように心がけるようにしましょう。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2008/02/07 号

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