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【所変われば品変わる】
 土地が違うと同じ物でも名称や使われ方が違う。また、土地ごとに風俗・習
 慣・ことば・日との気風なども違う。
 『英』 So many countries, so many customs.(国の数だけ習慣がある)
  《成語林》

 子供の頃、秋になると近所の里山でアケビの実を採ってよく食べたものです。
 そのアケビを学生のときに住んだ山形では実の中身は食べずに実の皮だけを
 料理に使って食べるということを知って驚きました。
 地元の友人などに、普通は実の中身を食べるんだろうというと、

  「え、中身をたべるの?」

 と驚かれたことにまた驚きました。
 「所変われば品変わる」とはこのことだなと。

 さて、本日(10/27) はテディベアズ・デー。テディベアの名前は、アメリ
 カの第26代大統領セオドア・ルーズベルトの愛称「テディ」から生まれたも
 のです。 10/27がテディベアの日となったのも、この日がルーズベルトの誕
 生日であることからです。

 ルーズベルト大統領と熊の関係はといえば今日の記念日にあるとおり。
 ルーズベルトが趣味である狩猟に出掛けたが獲物が得られなかったのを見て、
 同行した他のハンターが追い込み、捕獲して木につないだ熊を撃って獲物にし
 てはと大統領に差し出したのを「スポーツマン精神に反する」と拒否したこと
 が新聞記事となって評判となったことによるとされます(1902年のこと。記事
 はワシントンポストに掲載)。

 大統領という地位にあってもスポーツマン精神に反する行為を拒否したという
 ことが「美談」ととらえられたのでしょうか? もしそうだとすると狩猟をス
 ポーツととらえる習慣が無く、追従(ついしょう)やおべっかを卑しい行為と
 考える文化を持つ日本でこの記事が掲載されたとしたら、それは美談ととらえ
 られるだろうか。毎年この日、このテディベアの名前の由来を読んで不思議に
 思えてなりません。国も違い時代も違い、当然価値観も違う私だから美談と感
 じられないだけなのかな?

  所変われば品変わる

 そう言うことなのでしょうか。

 参考:2007/10/27暦のこぼれ話 http://koyomi8.com/doc/mlwa/200710270.htm
    ウキペディア(英語)http://en.wikipedia.org/wiki/Teddy_Bear

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2008/10/27 号

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