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【風花】(かざはな)
 (カザバナとも)
 1.初冬の風が立って雪または雨のちらちらと降ること。冬の季語。
 2.晴天にちらつく雪。風上(かざかみ)の降雪地から風に送られてまばらに
  飛来する雪。冬の季語。
 3.「かざほろし」の異称。
   《広辞苑・第五版》

 いきなり横道ですが、 3の「かざほろし」っていう言葉の意味がわかりませ
 んでしたので、これも辞書で引いたところ

 【かざほろし】
  発熱のあとに生じる皮膚の発疹(ほつしん)。風邪によるものとされた。

 とありました。「熱の華」という言葉を使うことが有りますが、それかな?
 知らない言葉って沢山ありますね。

 ・・・閑話休題
 冬晴れの群青色の空に、キラキラ光りながら落ちてくる雪が有ります。
 落ちてくると言うより飛翔しているという方が似合うかも知れません。
 空は晴れていて、この雪の元になった雪雲は今だ西の山の彼方という雪です。
 こうした雪を風に舞う花びらに見立てたのがこの言葉です。

 雪が舞い落ちる速度は一秒間に一メートルほどだそうです。
 この「一秒間に一メートル」という速度はちょうど桜の花びらが舞い落ちる
 速度でもあるそうです。

 今日は2009年の大寒の節入りの日です。
 大寒の時期が終わればもう立春、本格的な春にはまだ少し間がありますが、
 最後の風花が舞う頃には、いずれ花の吹雪を見せる桜の蕾も花の準備を始める
 ことでしょう。
 もうすぐ雪の花の季節から、桜の花の季節へと四季のバトンが引き継がれます。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2009/01/20 号

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