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【fan】(ファン)
 (アメリカ 口語)スポーツ・演劇・映画・音楽などで、ある分野・団体・
 個人をひいきにする人。
   《広辞苑・第五版》

 アメリカ口語の fanということなので、引き続き英和辞書を引くと
 【fan】
  [名](口語)(映画・スポーツ・スターなどの)ファン, 熱心な愛好者
   例:a baseball fan
  [形]ファンの 例:a fan club ファンクラブ
  fanatic [名] の短縮形

 【fanatic】
  [名]熱狂者, 狂信者.
  [形] fanatical. ラテン語「霊感を与えられた」の意

 今日、なぜこの「ファン」を取り上げたかというと、皆様からのお便り紹介
 で「ファン心理」という言葉を自分で使っておきながら、このファンってい
 ったいどんな意味なのかなと気になったからです。

   あの人は野球ファンだ

 という使い方は昔からよく使いましたが、最近は新撰組ファンであるとか戦
 国武将ファンだとか、「ファン」が対象とするものの範囲が広がってきてい
 るようなので、そもそも「ファン」ってどんな意味かが気になった次第。
 たぶんこんな意味じゃないかと思って使っていると、とんでもなく間違った
 使い方をしてしまう場合もあるので、気になったときには調べるに限るとい
 うわけでした。

 これですっきり・・・と思ったのですが、スポーツのある分野をひいきにす
 る人というのなら、私の場合

   バドミントンファンか?

 と考えてまた考え込んでしまいました。熱心な愛好者であっても、自分自身
 でその競技をする者をファンとは普通言わない気がします。
 プロ野球選手を「野球ファン」とは言わないだろうな。プロ野球選手にとっ
 て野球は仕事だから愛好者とは言えないとは言えないでしょう。例外はある
 かもしれませんが、プロになるほどの人は愛好者の中の愛好者でしょうね。

 どうも私が「あの人は野球ファン」と使うような場合のあの人は、自分自身
 が野球をすることが好きな人ではなくて、観客として野球を見ることが好き
 な人を想定しているように思えます。
 少なくとも私の中では、「ファン イコール 愛好者」ではありません。
 皆さんはどんな風に「ファン」という言葉を使っていますか?

 今日はなんだかすっきりしない終わり方の「コトノハ」でした。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2009/03/01 号

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