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【青梅雨】(あおつゆ)
 青梅雨とは、梅雨の異称の一つ。季語の一つでもあります。

 梅雨の時期は、雨降り続きでお日様の顔を拝する回数が減ってしまいますが、
 そのお日様の光を梅雨入り前にたっぷりと浴びた木々ははつらつとして、そ
 の葉の色を濃くする時期でもあります。
 青梅雨はそうした木々の葉に降る雨を指す言葉です。

 葉を十分に茂らせた木々の間を歩けば、雨が木々の葉に当たる音が聞こえま
 す。そして、木々の葉によって一呼吸分留まった雨粒が落ちてきます。
 空からではなく、木々の葉から枝から、雨粒が落ちてきます。
 ただただやっかい者にしか見えない梅雨の長雨も、木々の生育に必要な天の
 恵みとして木々を潤す様を目にすることが出来ます。

 雨を嫌うばかりではなく、木々と共にこの天からの恵みの雨を楽しんでみれ
 ば、梅雨もそれまでと違った顔を見せてくれることでしょう。
 青梅雨は鬱陶しい雨の季節の、ただそれだけではない違った一面を感じさせ
 てくれる言葉です。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2009/06/12 号

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