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【春寒】(しゅんかん・はるさむ)
 ・しゅんかん → 春になっても残る寒さ。はるさむ。余寒。
 ・はるさむ → 立春の後の寒さ。春の季語。
   《広辞苑・第五版》

 立春を過ぎて暦の上では春になったというのに寒さが残る毎日。
 「春」という言葉から暖かな風と風に誘われて咲く花々を脳裏に描いた後に
 は、現実の寒さが身に浸みます。

 暦の上の季節が実感する季節より少しばかり先を進んで行くように感じられ
 たのは今に始まったことでは有りません。ですから、春寒のような言葉も生
 まれたわけです。

 とは云いながら旧暦より暦月がおよそ一月先を進む新暦を使い、その暦の中
 に旧暦時代の日付のままの行事を幾つも残しているような現在では、暦の季
 節が先に進んでしまっているという感じはなおさら強くなっているようにも
 思えます。
 春寒の期間もその分伸びてしまうのでしょうか。

 今日は立春から既に半月が過ぎているというのに、朝起きると外のバケツに
 残った水が氷っていました。
 春寒に身を震わせながら、春よ来い、早く来いと願う日々が、今年もまだ続
 くようです。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2010/02/20 号

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