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【一喜一憂】(いっき いちゆう)
 情況が変るたびに喜んだり心配したりして落ち着かないこと。
   《広辞苑・第五版》

 喜んだり憂いたりと言えばそれ自体には、良いも悪いも無いもありませんが、
 広辞苑の説明の最後が「落ち着かないこと」と結ばれているように、積極的
 に善い様子だと肯定的に使う言葉ではないようです。

 この日刊☆こよみのページや、Web こよみのページには、それをお読み下さ
 る方々からメールが送られてきます。
 メールの内容は感想あり、意見あり、要望あり、批判ありと様々。
 そして、そうしたメールを読むたびに私は一喜一憂しています。

 書いた内容に同感して頂けたという感想や、便利に使っていますと言ったメ
 ールに「一喜」し、否定的な意見や、私から見れば誤解としか思えないよう
 な投書を読めば「一憂」します。

 自分と違う考え方の人がいても悪いわけではないし、誤解されることがあっ
 てもそれはしかたがないこと(「自分では誤解だと思える」だけで、本当は
 誤解ではないのかもしれません)なのですが、そうは思っていても実際にメ
 ールを読む毎に一喜一憂してしまいます。

 自分の好きに、自分の思うことを書いているのですから、それについてどう
 いわれようと、一喜一憂することなく泰然として全てを受け入れる、そうし
 た態度が理想なのでしょう。
 ただ、そう思う一方ではメール一つで一喜一憂する自分でもいいのかもと思
 うこともあります。

 「喜」と「憂」の間で揺れ動く様は、生きていると言うことの証なのかも知
 れないと思うからです。
 無理に落ち着くより、その方が人間らしくていいかなと思う今日この頃です。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2010/04/09 号

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