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【余寒】(よかん)
 立春後の寒気。寒があけてもまだ残る寒さ。残寒。春の季語。
  《広辞苑・第五版》

 余寒は元々は漢詩から出た言葉だそうです。
 立秋を過ぎても夏の暑さがひかないことを「残暑」と言いますが、それと対
 になるのがこの「余寒」です。

 余寒と同じような使い方をする季語としては「春寒(はるさむ)」などがあ
 りますが余寒の方が余程寒い感じがするのは、「春」の一文字が姿を見せな
 いからでしょうか。うっかりすると冬の言葉かと思ってしまいそうです。

 暑さ寒さも彼岸までと云われる春分も過ぎたというのに今朝はとても寒く、
 外の水溜まりに薄氷が張っていました。年に数度しか氷が張らない和歌山県
 の南部にあっては、春の椿事といってもよさそう。
 満開となった山の桜の花も私同様、今朝の寒さには驚き、そして震えている
 ことでしょう。

 寒の余りと一言で片付けるには、少々きつすぎる寒さ。
 寒の余りとすると、今年の「寒」は随分余っていたんだなと感じた私です。
 まだ当分の間、暖房器具とは縁をきることが出来ないようです。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2011/03/25 号

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