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【春炬燵】(はるごたつ)
 春になっても片付けてしまわずに、まだ使う炬燵。春の季語。
   《広辞苑・第六版》

 炬燵に入って、ほっと一息。やがてうとうと・・・怠け者(の私)にとって
 は極楽の一コマ。
 春になって、炬燵をかたずねなければと思いながらも、時折の寒の戻りなど
 を考えると、ついつい

  かたづけるのは、あと一週間待とうか

 と先延ばししてしまいがちです。
 広辞苑の説明には春炬燵に対して、特に否定的な意味は読み取れませんが、
 春炬燵には不精を揶揄する意味合いもあります。

 季節、時節に合わせて衣服、調度を替えるのが粋なあり方なのだそうで、春
 になっても、ぐずぐずと炬燵を残しておくようなことは野暮な行い。そんな
 ことをしているのは不精者ということのようです。
 春とはいえ、時には寒い日もあって、

  ああ、炬燵があったら

 と思うことがあっても、思いきってさっさとかたずけてすっきり、さっぱり
 と炬燵と決別してみましょう。

 では早速と、別れを決意して炬燵に向かいましたが、「最後にちょっと」と
 足を入れたら・・・。
 不精者私の家ではこうして春炬燵が毎年、春の終わりの頃まで居座り続ける
 ことになっています。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2011/03/27 号

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