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【男梅雨】(おとこ づゆ)
 ザーッと烈しく降ってはサッと止むことを繰り返す明快、陽性型の梅雨。
 一時代前の快男児のイメージ。
  《雨の名前 (著者 高橋順子・佐藤秀明)より》

 来る日も来る日も雨が降り、手には傘を持ち、足には長靴という出で立ちで
 学校に通う、それが私の中での梅雨の風景です。
 子供の頃暮らしていた場所はずいぶんと田舎でしたから、小学校の 6年間、
 通った道は未舗装。

 雨が続く梅雨の頃にはあちこちに水たまりのできる片道 2kmの道を、水たま
 りを選ぶようにしてザブザブ歩いて通っておりました。そのころの印象が余
 程強かったのか、もうかれこれ40年がすぎても、梅雨といえば、このころの
 光景が浮かんできます。それもなぜか、足下の水たまりのことばかり。

 40年の昔に私の脳裏に定着した梅雨というのは、こんな具合で連日雨の降る
 季節でしたけれど、今年(2011年)の梅雨はというと、降るときには強い雨
 がザーッと降り、その強い雨が降る時以外は、案外と雨の少ない梅雨のよう
 です(まだ終わっていませんけれど)。

 『雨の名前』の説明によれば今年のような梅雨を「男梅雨」と呼ぶのでしょ
 う。一昔前の快男児のような梅雨ですか。

 さて、今朝の天気はと言うと薄雲があるものの雨の気配はなし。
 今日はどうやら降りそうもないようです。

 梅雨明けも近づいてきたように思いますが、このまま梅雨明けまで雨は降ら
 ないのか、それともまだ二三度は男らしい「ザーッと烈しいく降る雨」があ
 るのでしょうか?
 そろそろ梅雨明けの時期が気になり始めた、2011/07/03のコトノハでした。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2011/07/03 号

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