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【スランプ】(slump)
 1.物価・株などの暴落。経済不況。不景気。
 2.心身の調子が一時的に出なくなる状態。不調。不振。「―に陥る」
 3.コンクリートの硬さの表示。円錐台形の型にコンクリートをつめた時の高
  さと、型を引き抜いた時、コンクリートが歪み、崩れ、または流れた時の
  高さとの差で表す。
 ⇒スランプ‐フレーション【slumpflation】
   《広辞苑・第六版》

 プロスポーツ選手が一時的に不振に陥ったときにこの表現を使うことが多く
 現在では一般的にも広く使われるようになった言葉です。
 もとになったスランプフレーション(slumpflation)には、

  ドスンと落ちる
  どさっと落ちる
  はまり込む

 といった意味があり、そこから株価の暴落や成績の下落といった意味が生ま
 れて来たようです。ドスンと落ちてはまり込んで身動きが出来ない。スラン
 プを経験したときにはまさにこうした感じ。ピッタリの言葉ですね。

 後から振り返ればその兆しを見つけることは出来るでしょうが、それが分か
 っていれば「ドスンと落ちる」ことはないでしょう。落ちるまでは落とし穴
 に気がつきませんし、落ちている間は落ちた理由も、その穴の深さや形もよ
 く分からない分からないので、そこからなかなか抜け出せない。
 やっかいなものです。

 スランプから抜け出した後から見れば、大したことのないちょっとした凹み
 に過ぎないものでも、落ちている間は底なしの深い穴に思えてしまいます。

 そして、現在これを書いている私はこの底なしと思える穴の底に。
 今日は何を書こうかなと思って、あれやこれやと思いを巡らしましたが、ま
 ったく、そう、全く何にも思い浮かびません。
 スランプ・・・。

 それがスランプなら一時的な落ち込み、不振ですから、いつもの行いを続け
 ていれば、そのうちにもとの状態に戻るはず。そう達観して乗り切るのも手
 かと、悪あがきは止めることにしました。

 まあ、そのうちには調子が戻るでしょう。
 戻らないときには・・・。
 そんなことは考えないことにして、本日のコトノハには、現在の私の状態を
 よく表している「スランプ」を取り上げました。

 「今日のコトノハはつまらないぞ」という読者の皆様の声が聞こえてくる気
 がしますが、お許し下さい。スランプなんです・・・。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2012/02/12 号

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