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【薹が立つ】 (とうがたつ)
 「薹」は蕗やほうれん草などの花を付ける軸、花茎のこと。
 (花茎が伸びると堅くなって食べ頃を過ぎてしまうことから)盛りを過ぎる。
 何かをするのにちょうどよい年齢を過ぎてしまう。「薹に立つ」ともいう。
 [用例]
 あの女優も若いころはちょっと騒がれたが、そろそろ薹が立ったという感じ
 だ。
   《成語林》

 辞書を引いて書いてある内容はこんなものでした。
 この説明によれば、「盛りを過ぎる」ことに関しては男女とも関係が無く使
 えるような気がするのですが、男性に対してこれを使うことがあるとは私に
 は思えません。
 そして女性に対してこれを使うのはかなり失礼(?)。

 この言葉が女性に対して専用なのではというのは私だけの思いこみなのかも
 しれませんが、この意味を引いた辞書に使われていた用例もやはり女性に対
 してのもの。まあ、たまたまそうなっただけなのかもしれませんが、なんだ
 か釈然としません。

 男性に対しても使うとか、いや女性だけに使うのだとか、ご存じの方がいら
 っしゃいましたら、教えてください。

 用例についてはこの辺までとして、「薹が立つ」で思い浮かぶ蕗の薹につい
 て。春の始めに顔を出す蕗の薹ですが、花の色が違うものがあることをご存
 じですか?
 蕗は雌雄異株。花の色は雄花が白黄色で雌花が白色。

 四月も半ばとなりましたから、蕗の薹も今頃は立派に薹が立っているはず。
 この春、薹が立って食べられなくなってしまった蕗の薹を見かけたら、食べ
 るのはあきらめて、代わりにその花の色をみてやってください。

 薹が立って食べられなくなって、舌で楽しむことは出来なくなっても、目で
 楽しむことはまだまだ出来ますからね。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2013/04/12 号

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