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【佐保姫】(さおひめ)
 1.春をつかさどる女神。佐保山は平城京の東に当たり、方角を四季に配すれ
  ば東は春に当たるからいった。春の季語。
 兼盛集「佐保姫の糸染めかくる青柳を」→竜田姫。
 2.〔植〕ジオウ(地黄)の別称。
  《広辞苑・第六版》

 佐保姫は春をつかさどる女神の名。
 春は芽吹きの季節ですから、佐保姫は芽吹きをつかさどる女神とも言えます。

 五行説によれば春は木性。
 方角では木性は東にあたります。
 その昔、奈良の平城京に都が置かれたとき、その平城京の東には佐保山があ
 ったことから、佐保山の神が春を司る神となったものです。
 ちなみに秋を司る神は竜田山の神である、竜田姫。竜田山は平城京の西にあ
 ります。

 春の佐保姫といえば花、竜田姫といえば紅葉でそれぞれの山を彩ります。
 今朝、近所の桜の枝を見上げると花芽が大きくなっていて、この週末の間に
 は、ちらほら花が開きそうです。
 今年も無事に、佐保姫様はやって来て下さったようです。

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2015/03/20 号

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