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■初大師
 1/21 は初大師(はつだいし)または初弘法(はつこうぼう)という縁日。
 神奈川県の川崎大師や京都府の東寺は、多くの人でにぎわいます。

 21日は真言宗の開祖である弘法大師空海の入寂の日(AD835 3/21)であるこ
 とから毎月この日に大師参り(たいしまいり)と称して大師堂に参拝します。
 1/21はその大師参りの新年最初の日と言うことで、初大師・初弘法と呼ばれ、
 何時にも増して参拝者が多い縁日です。

 大師は朝廷から高僧に対してその死後に贈られる諡(おくりな)で、真言宗
 では空海が最初に「弘法大師」という諡を贈られました。
 弘法大師の弘法は「法を弘げた」といういみです。

 弘法大師は

 「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば我が願いも尽きん」

 と言う言葉を残し、今もこの祈りを高野山奥院で行っている(真言宗におい
 ては弘法大師は亡くなったのではなく、姿を隠しているだけだとされている)
 とされます。

 「虚空尽き・・・」はこの世の生きとし生けるもの全ての安楽を未来永劫祈
 るという意味でしょう。

 ちなみに、大師参りでは、弘法大師の宝号「南無大師遍照金剛」を唱えるそ
 うです。

(参考)
 川崎大師・・・神奈川県川崎市。公称は「金剛山金乗院平間寺」
        ( http://www.kawasakidaishi.com/ )
 東寺・・・・・京都府京都市。公称は「教王護国寺」
        ( http://www.pref.kyoto.jp/isan/kyouou.html )


  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/01/21 号

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