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■小満(しょうまん)
 今年は5/21〜6/05までの間が二十四節気の「小満」の期間です。小満は四月
 中気といいまして、この小満を含む新月から次の新月の直前の月が旧暦の四
 月となります。

 小満は、現在は太陽中心の視黄経が60度となる瞬間を含む日から始まります。
 こうした太陽の位置で二十四節気を決定する方式は「定気(ていき)法」と
 いい、日本最後の太陰太陽暦、天保壬寅暦(てんぽうじんいんれき)で採用
 されました。現在のいわゆる「旧暦」はこの天保壬寅暦を手本にしておりま
 すので、定気法を使っています。


◇「小満」の意味
 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と暦便覧という江戸時代に書
 かれた暦の解説書では小満の意味をこのように解説しています。

 陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味です。
 もともとは、麦の穂に実が次第に満ち始める時期ということで、小満とされ
 たと言われています。最近は、麦の畑自体を見かけることが少ないので、今
 ひとつぴんと来なくなってしまいましたが。


◇ショーマン・ボウスー
 「小満芒種」でショーマン・ボウスー。
 本州では梅雨といえば 6月半ば以降といった感じがしますが、梅雨の早い沖
 縄地方では、もう既に梅雨に入ってしまいました。

 このように、本州に比べて早い沖縄の梅雨の時期は二十四節気でいえば大体
 小満から芒種の期間のおよそ30日間ということで、古くから「小満芒種」と
 いう言葉で、梅雨を表していたそうです。

 気象庁が発表した今年の沖縄地方の梅雨入りは、5/17。小満の 4日程前。
 小満芒種という言葉は、なかなかいい線を言い当てているようですね。


 沖縄では梅雨に入りましたが、その他の地域では梅雨前の清々しい天気が続
 く時期。草や木の緑は色濃くなり、元気いっぱい。
 いろいろなものが身のうちに満ちあふれる時期。
 今日も元気に「小満」の季節を過ごして行きましょう。


  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/05/22 号

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