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■太陽から一番遠い日
 7/7 は地球の遠日点通過の日です。
 つまり地球が太陽から一番遠い日と言うことです。
 日刊☆こよみのページ 2007/6/25号のこぼれ話に

  『夏暑いのは、太陽に近いから?』

 という話を書きましたが、そこでかいた太陽から一番遠い日がやって来たわ
 けです。

◇どれくらい遠い?
 地球と太陽との距離は、近いとき、遠いとき、平均を示せば

  近日点における地球・太陽の距離 ≒ 1億4700万km ( 98.3)
  遠日点      〃      ≒ 1億5200万km (101.6)
  平均の    地球・太陽の距離 ≒ 1億4960万km (100.0)

 となります。
 ()内の数字は平均距離を 100としたときの数値です。比較しやすいと思いま
 すので入れてみました。
 遠日点は太陽から一番遠いと言っても、平均に比べて1.6%、一番近い時に比
 べても3.3%遠いだけ。あまり劇的に遠いというわけでは有りません。

 まあ、たかが1.6%とは言っても、 240万km。この値は大きいと見るべきかど
 うかですね。


◇日本は夏だが、地球は冬?
 日本を含め北半球は現在夏の季節。
 これは、6/25号にかいたとおり地球の自転軸が公転面に対して直角でないた
 め(23.4°傾いている)ために起こる地球の中での季節変化です。

 ですが、太陽からの距離が遠いわけですから地球全体で見ればこの遠日点を
 通過する時期が一番寒い時期と言えないこともありません。
 平均の距離を基準にすれば、この遠日点の時期に地球全体に降り注ぐ太陽の
 エネルギーは

   約 3.1%減少

 します。これは寒いですね(???)。
 ということで、この時期はさしずめ

  日本は夏、地球は冬

 ということになりますか。ちょっと強引ですけれどね。
 ほんのちょっとですが、

   日本の夏は涼しく、冬は暖かい

 ということで、住みやすいところだと言うことにしておきましょうか?


  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/07/05 号

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