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■土用丑の日・・・その1
 明日7/30は土用丑の日。
 鰻たちにとっては一年最大の「受難の日」であります。

◇土用丑の日って?
 土用丑の日は、土用の期間中にある「丑」の日。
 土用は 1年に 4度、季節の変わり目とされる四立(立春・立夏・立秋・立冬)
 の直前に設けられた18〜19日間の期間のことです。
 ただし、「土用丑の日」と丑の日とつなげて語られる場合の土用は夏の土用
 と呼ばれる立秋前の土用のことで、7/20〜 8/7辺りがこの期間となります。

 さて土用は判ったのでつぎは「丑の日」です。
 丑の日はおなじみの日に割り振られた十二支が「丑」に当たる日です。
 十二支ですから12日に一度の割合で「丑の日」が登場します。一方土用の期
 間はだいたい18日間ですから、 2度に 1度くらいの割合で「土用丑の日」が
 二度ある年が有ります。今年はと言えば、 1回だけの年です。

 現在、土用の期間は太陽の位置で決められており太陽暦である新暦ではほぼ
 毎年同じ日付となりますが、「丑の日」は変化します。
 これは、一年の日数が 365日または、 366であるので、十二支の12で割ると
  5または、 6日のあまりを生ずるためで、毎年このあまりの分だけずれて行
 くことになります。

 土用の期間と、土用丑の日の日付については、Web こよみのページにこれを
 計算するページ、「土用と土用の間日、丑の日計算」がありますので、ご利
 用ください。

 「土用と土用の間日、丑の日計算」⇒ http://koyomi8.com/sub/doyou.htm


◇土用丑の日の食べ物
 夏土用の期間は酷暑の時期(二十四節気の大暑の期間とほぼ一致します)で
 す。この暑い時期にはどうしても食欲が減退して、夏ばてする方も多いと思
 います。

 この、暑くて夏ばてしてしまう時期という話は昔も今も同じ。そのため、こ
 の「夏ばての時期」には精の付く食べ物を食べて体力維持を図ろうとしたの
 が土用丑の日の鰻の始まりだといわれています。

 「精の付くもの」と言うことですから、なにも鰻に限った話ではなくて、昔
 (ところによっては今も)はこの日にいろいろなおすすめの食べ物の名が揚
 がっています。それが、

  鰻、卵、餅、しじみ、牛肉、馬肉、瓜、梅干し、うどん・・・等々

 です。特にこの日「う」のつく食べ物を食べると疫病除けにもなるといわれ
 るので、鰻、牛肉、瓜、梅干し、うどんなどは、有り難がられました。


 さて、土用の丑の日は夏ばて防止に精の付く食べ物を食べたということまで
 は判りましたが、ではなぜそのなかで「鰻」だけがこんなに有り難がられた
 のか、その辺の話は土用丑の日である明日にまた行うことにします。

  ・・・ 明日に続く ・・・

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.sp@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/07/29 号

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