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■暦の言葉・・・「二至二分」他
 こんなメールを頂きました

 浜こじきさんからのメール
  今日は立冬ということで思い出しました・・・。
  「暮らしに生かす旧暦ノート」のP49「二至二分」というのは、なんと
  よめばいいのでしょうか。
  「にじにぶ」「ふたじにぶん」? 学がなくて申し訳ありません。
  広辞苑をひいてみましたがみあたりません。教えて下さい。

 拙著をお読み頂き、有り難うございます。
 暦関係の言葉には読みにくいものがありますね。
 この言葉は「にし にぶん」と読みます。
 本日は、この話のついでに二十四節気に関係する言葉の読みを並べてみまし
 ょう。


◇二至二分(にしにぶん)
 冬至と夏至で「二至」。春分と秋分で「二分」。
 併せて二至二分となります。あるいは、二分二至とも言います。
 広辞苑では、「二至」と「二分」は出てきました。

◇四立(しりつ)
 立春・立夏・立秋・立冬と、「立」がつく言葉が四季それぞれにあってこれ
 をまとめて四立と言います。
 四立はそれぞれ、前述の二至二分のちょうど中間にあり、昔から四季それぞ
 れが始まる日と考えられました。つまり、「春が出立する日=立春」という
 ことで「立」の文字が使われました。

◇八節(はっせつ)
 前述の二至二分と四立を併せた 8つの言葉(冬至・立春・春分・・・)を八
 節と呼びます。暦の上で重要な 8つの節目の日と言う意味です。

◇二十四節気(にじゅうしせっき)
 八節をそれぞれ更に 3分割するとおなじみの二十四節気になります。
 これは、太陰暦と季節(一年の巡り)の食い違いを小さくするために生まれ
 た太陽暦的な工夫で、是が取り入れられて以降の太陰暦を、太陰太陽暦と呼
 びます。いわゆる旧暦は、この太陰太陽暦です。
 ちなみに、現在は二十四節気という場合が多いのですが、古くは「二十四気」
 と言っていました。たまに、二十四節季と書かれることもありますが「節季」
 は間違いですのでご注意を。

◇七十二候(しちじゅうにこう)
 二十四節気をそれぞれ更に 3つに細分したもの。一つの候が大体 5日になり、
 ちょっと忙しい。


 と今日は、二至二分に始まって七十二候までの言葉の読みと大体の内容を説
 明してみました。
 またいつか、こうした読みと簡単な意味解説を行ってみたいと思います。
 「この辺りからやって」と言うような御希望があれば、お便りください。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.sp@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/11/08 号

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