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■北風木の葉を払う(七十二候)
 本日は七十二候の「北風木の葉を払う」です。
 二十四節気の小雪の次候、立春の日に「東風凍を解く」から始まった七十二
 候の59番目の言葉です。

 明治の略暦には、「朔風払葉」と書かれています。
 こう書いて、略暦では「きたかぜ このはをはらう」と読ませていました。
 こよみのページでは、この読みを「北風木の葉を払う」として表しています。
 個人的には「朔風(さくふう)」という言葉の方が「北風」と書くより好き
 なんですが、朔風では徐々に意味がわからなくなってきていると思いますの
 で、わかりやすさを優先しました。

◇木枯らしと木の葉雨
 木の葉を払う北風をひと言で言えば、「木枯らし」。
 この木枯らしが吹くと、その名の通り枯れた木の葉は吹き落とされて木々は
 次第に裸になって行きます。
 (【木枯らし】⇒ http://koyomi8.com/doc/mlko/200711120.htm)

 吹き落とされた木の葉が立てるカサコソという音が、雨降りの音を連想させ
 るのか、吹き散らされた木の葉の姿を雨粒に見立てたものか、木枯らしに吹
 き落とされる様子を木の葉雨とか、木の葉時雨と呼ぶことがあります。

 先週、先々週当たりに各地で「木枯らし一号」が吹いたニュースが流れてい
 ましたから、今もどこかで木の葉雨の音が聞こえていることでしょう。


  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.sp@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2007/11/28 号

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