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■2008年の「七草粥」
 1/7 〜1/11までの間行った七草粥を食べましたかと言うアンケートの結果が
 出ましたので、この結果について眺めてみます。

 設問 七草粥をたべましたか?
 総票数 137

 1位 新暦 1/7に食べた ・・・・・・・・・ 81票(59.1%)
 2位 七草粥を食べる慣習はない ・・・・・ 45票(32.8%)
 3位 新旧暦、 1/7以外の日に食べる予定 ・  7票( 5.1%)
 4位 旧暦 1/7に食べる予定 ・・・・・・・  4票( 2.9%)

◇七草粥の日付について
 結果を見ると新暦 1/7に七草粥を食べたという方が全体の 6割。これを更に
 七草粥を食べる人92票の中で考えると 81/92 と 9割に近い高率です。
 こうしてみると七草粥の行事としての日付は、新暦の日付によることが一般
 的に受け入れられていると見ることが出来るでしょう。

 1/7 と言う日付は五節供の一つ人日の節供の日付。五節供の日付に関しては
 新暦か、旧暦かいずれがふさわしいかという問題がよく取りざたされるので
 すが、人日に関してはあまり問題になっていないようです。
 これは、「人日の節供」が節供行事としては目立たないと言うこともありま
 すが、年越しの時期と近接するため、正月行事の一部に組み込まれてしまっ
 たため、正月の行事が新暦に移動したことに伴って、一緒に引っ越しをした
 と言う感じがします。

 暦は季節の動きと人間の生活を結びつける役割をはたす道具ですが、一年の
 始めの正月という社会生活上重要な行事と一体化したことで、七草粥の日付
 は季節の事情より、社会生活上の事情(なんだかんだと言っても現在の社会
 は新暦で動いていますからね)が優先されて考えられるようになったため、
 あまり違和感もなく新暦の日付で祝われるようになったのでしょう。

◇七草粥の実施の割合について
 今回のアンケートの結果から見ると、

  七草粥を食べる ・・・ 92票 (67.2%)
   〃 を食べない ・・ 45票 (32.8%)

 と食べるという方が 7割近い率。
 気をつけないといけないのは、このアンケートが日刊☆こよみのページとい
 う暦の話や年中行事に関して一般の方々より関心の強い方を対象として行っ
 たということ。ですから同じアンケートを一般の方に対して行ったとすれば
 七草粥を食べると言う方の率は何割か下がると思いますが、それでも約半数
 の方は七草粥という行事を何らかの形で続けていると言うことが予想出来る
 結果です。

 一度失われた伝統を復活させるのは大変なことでしょうから、この七草粥と
 いう行事も、失ってしまうことがないように、来年も再来年も続けて行きた
 いものだと思います。

 今年も七草粥の効用で一年を無病息災で過ごして行きたいですね。
 本日は、皆さんからのアンケート結果の報告でした。それではまた次回。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2008/01/13 号

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