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■春土用の入り(2009)
 今日、2009/04/17は春の土用の入りです。
 土用は四季それぞれの切り替わる時期の間に挿入された18ないし19日の期間
 です。四季それぞれの間に挿入されるわけですから、土用は年間4回です。
 元々は中国の五行説(木火土金水の5つの要素の組み合わせで森羅万象が成
 り立っているという古代の科学仮説)で季節の循環を説明するために四季に
 次のように五行の要素を割り振ったときあぶれてしまった「土」を四季の間
 に挟むことでバランスをとったものです。

  春:木 夏:火 秋:金 冬:水 ・・・ ?:土

 五行説的な考えでは土用は、季節と季節の間にあって、季節の交代を円滑に
 すすめる働きをするとされています。

◇春土用の期間
 春の土用の期間は現在は太陽の黄経(黄道座標の経度方向の値)が27°にな
 る日から始まり、暦の上の夏の期間の始まりである立夏の直前の日までと決
 められています。
 立夏は 5/5ですから、春土用は 4/17〜5/4の18日間ということになります。

◇春土用の間日
 土用の期間は、土公神(どくじん)という「土」を司る神様が力を強め、地
 上を支配する期間といわれ、土公神はその居場所をいじり回されるのを嫌う
 神様であるために土用の時期に、「土をいじる」行為は禁忌とされていまし
 た。

 土をいじることとは、土木工事、井戸浚い、耕作地を耕すこと、竈の改修な
 どなど。沢山あります。
 この沢山ある行為を土用の期間である18日間行えないとしたら、こうした仕
 事をする人たちはたまったものではありません。そこで考え出されたのが、
 「土用の間日(まび)」。この土用の間日に当たる日は、土公神の障りの無
 い日とされています。

 間日は、各季節の土用毎に決まった十二支の日と決められていて、春の土用
 の間日は、巳・午・酉の日。
 今回の土用の間日は

  4/18,19,22,30 5/1,4 の 6日

 です。
 この間日の期間は土公神様が地上を離れていらっしゃるそうで、このため土
 をいじっても祟られないということです。
 「土公神様の居ぬ間の土いじり」というわけです。


 土用は「季節の終わり」に挿入されていますから、春の土用がやって来たと
 いうことは、暦の上ではそろそろ春も終わりの頃、晩春と言うことになりま
 す。
  参考 土用と間日の計算 → http://koyomi8.com/sub/doyou.htm

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.sp@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2009/04/17 号

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