こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
■一月に二度のお月見
 Web こよみのページには毎月の主な行事や歳時記等を取り上げる「季節のペ
 ージ」なるコーナーがあり、毎月 1ページずつ作っております。
 先日、今月分(2009/10) の季節のページを作っていて気が付きましたが、
 今月は一月に二度のお月見が出来る月でした。

◇二つの月見
 中秋の名月(旧暦八月十五日の月見)は有名ですが、もう一つ「後の月見」
 と呼ばれる月見があります。こちらは旧暦九月十三日の月見。
 中秋の名月を眺めたら、十三夜の月も同じ場所で見ないと縁起がよくないと
 も言われています(←江戸の遊郭の営業戦略とも考えられます・・・)。

 さてこの、中秋の名月と九月十三夜の月の日付の間隔は27日か28日ですから
 うまくすれば一月の間に両方の月見の日がやって来ることが有ります。
 今年がその年です。

◇近年の「一月に二度の月見」のある年
 今年は10/3が中秋の月見、 10/30が後の月見で、10月中に二度の月見が行え
 ます。
 同じように一月に二度の月見がある年とその日付を調べてみました。今年を
 基準に前後50年を調べてみると次のようになりました。

 1963(10/02 10/29) , 1971(10/03 10/31) , 1982(10/01 10/29)
 1990(10/03 10/31) , 2001(10/01 10/29) , 2009(10/03 10/30)
 2020(10/01 10/29) , 2028(10/03 10/30) , 2031(10/01 10/28)
 2036(10/04 10/31) , 2039(10/02 10/30) , 2047(10/04 10/31)
 2058(10/02 10/29)

 ご覧の通り。
 ちなみに、こうした一月に二度のお月見が有るのは10月だけで、 9月には起
 こりません。

 中秋の名月の月見が有ることから、旧暦の八月は「月見月」とも呼ばれまし
 たが、今年の10月(新暦の)は二重にうれしい月見月ですね。
 今年を逃すと、次は2020年。
 後は、明日10/3と、 10/30の夜が晴れてくれるのを祈るばかりです。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.sp@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2009/10/02 号

こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック