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■寒の戻り・2010/04/24
 春先に一時的に寒さがぶり返す現象を「寒の戻り」と呼ぶわけですが、暦の
 上では春の終わりに当たる春土用の期間に入った今頃、とっても強力な「寒」
 が戻ってきています。

 今週は東京で雪が舞ったり、生まれ故郷の福島県郡山市では雪が積もったと
 か(全国版のTVニュースにその映像が流れて知りました。ビックリしました)
 かなり記録的な「寒の戻り」だったようです。

◇寒の戻りの特異日
 気象の世界に「○○の特異日」というのがありますが、この「○○」に寒の
 戻りも入ります。
 寒の戻りの特異日として知られる日は 4/6,4/24などがあります。
 今日はその一つ、4/24です。

 今週は寒い一週間(中一日、暑い日もありましたけど)でしたが、今日から
 明日へかけてまた寒くなるとか。寒の戻りの特異日、4/24にとっては面目躍
 如。でもこんな記録的な寒さは迷惑ですね。
 農家の方などはきっと気が気では無いでしょう。お察しします。


◇特異日(とくいび)について
 気象学的な理由は不明ながら、統計的には毎年その日に特定の天気が現われ
 る傾向が強い日のことを特異日といいます。
 「特定の天気」には晴れや雨だとか、猛暑の日だとか、台風来襲だとかいろ
 いろあります。「記録してみたら、なんだかやけにこの日は雨が降る日だ」
 といった具合で

   訳はわからないけれど、とにかくよく○○となる日

 ということです。
 なぜこんなことが起こるのか、そもそも何か理由があってそうなっているの
 か、単なる偶然か。

 特異日には、なにがしかの理由があると考えられるもの(規模の大きな流星
 群のあった何日か後は雨だとかという説とか・・・)もあれば、サイコロを
 振ったら、続けて同じ目が出たというレベルの単なる偶然まで。
 まだどれもはっきりとはせず説の段階ですから、「訳はわからないけれど、
 とにかくよく○○となる日」とされているに留まっています。将来はその
 「訳がわからない」部分が解明されるかも知れませんが、今のところは。

 また、「晴れ」とはいっても日本全国みんな晴れなんていう日は滅多にない
 ことから判るとおり、「○○の特異日」とはいっても、これには地方毎に違
 いがあります。

◇本日の話しに戻る
 朝目が覚めたのは「寒かったから」です。
 近頃は陽射しも強くなり、花が終わってすっかり葉桜になった桜の濃い影地
 面落ちる季節となり、ちょっと前には暖かさが暑さに変わるかなと思えるよ
 うになってきたというのに、今週はどっと寒くなりました。

 さすがにこの辺り(和歌山県の南端あたり)で雪まで降ることはありません
 でしたが、気温は10℃近く下がったようです。
 「寒の戻りの特異日」ということでは、本当に大正解の寒さです。
 今日は暖房器具の前から離れるのが辛い、かわうそでした。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2010/04/24 号

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