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■月食・2013/04/26
 欠け始め  4時51.8分
 食の最大  5時 7.5分 (食分 0.02)
 欠け終わり 5時23.4分

 いきなりですが、明日4/26の未明には上記のような条件の月食があります。
 月食というと、「皆既月食」を思い浮かべる方が多いと思いますが、残念な
 がら明日は、月の一部分だけが欠ける部分月食です。
 それもかなり地味な・・・。

 何が地味かというとその食分。
 冒頭の月食の様子に「食の最大」という箇所があります。
 その言葉のとおり、今回の月食の中で最も大きく欠ける瞬間のことです。
 その箇所の右端に

  食分 0.02

 とあります。
 食分とは、どれくらい欠けるのかを表す数字です。
 月食の場合だと、月の直径を 1.0としたときに地球の影(本影)がどれだけ
 入り込むかを表す数字で、皆既月食の場合は 1.0となります。
 ということは、食分 0.02というと・・・

 はい、ほんのちょこっと。
 丸い満月の向かって右上をちょこっと虫がかじった・・・そんな感じの極々
 わずかな月食です。

◇さらに
 皆既月食に比べて地味な部分月食のなかでも、今回は食分があまりに小さく
 目立たないことこの上もない月食ですが、こんな地味な月食にさらに追い打
 ちを欠けるような悪条件が。
 それは、この月食が月没の直前、ところによっては直後に起こるため、

  日本中の皆さん、月食を見ましょう!

 とはいえないところ。
 冒頭に書いた食の始めと終わりの時刻と、このメールマガジン記載の各地の
 月没時刻を見比べて下さい。

 東京なら辛うじて月食が始まった後に月が沈みますが、関東より東では月食
 は月没後となって全く見ることが出来ません。
 また、月食を最後まで見ようと思えば福岡あたりまで行かないと無理。
 大阪などでは、月がちょびっと欠けたまま月が沈んでしまいます。

 今回の月食はこのように地味な上にも地味な月食。
 それでも眺めてみようと思う奇特な方がいらっしゃいましたら、明日は早起
 きして月を眺めてみて下さい。
 明け方の明るくなりつつある空に双眼鏡でもないと気がつかないくらいです
 が、ほんの少しだけ欠けた満月を見ることが出来るはずです。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2013/04/25 号

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