こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
■酷暑も終わり? 本日は末伏の日
 立秋を過ぎて、既に残暑の季節に入っておりますが、まだまだ

  今日は、全国○○点で、最高気温が35℃を超える猛暑日

 というニュースを耳にする日が続いています。
 皆さんの住む街の様子はいかが?

◇三伏の日
 三伏とは、古代中国に生まれた陰陽五行説から考え出された暦注の一つ。
 夏の季節は、五行では「火」。そして本日はの日の干支は「庚」で、これは
 五行説では「金」。陰陽説も加えて書けば「金の兄の日」ということになり
 ます。

 五行説では、木火土金水の五要素で森羅万象が構成されていると考えら
 れていまして、また、それぞれの性質は「相性の良し悪し」を持っていて、
 組み合わせによって、良かったり悪かったりという判断(吉凶判断など)を
 する材料ともなります。

 この良し悪しの判断という点で見ると、火は金とは相性が良くありません。
 この場合の相性は、金から火を見た場合。金属は火にあうと、融かされてし
 まい、金属が本来持つ、堅さや冷たさが失われてしまうと考えるわけです。

 三伏の日とは、火の性質を持つ夏の気が盛んな時期に巡ってくる金の性質を
 もつ庚の日は、日柄の悪い日であると考えたわけです。暦注として見たとき
 の三伏の日の内容は

   「旅行、種まき、婚姻を忌む日」

 という具合です。
 三伏の日は、いつかというと

  ・初伏 ・・・ 夏至以後三度目の庚の日(7/13)
  ・中伏 ・・・ 夏至以後四度目の庚の日(7/23)
  ・末伏 ・・・ 立秋以後最初の庚の日 (8/12)
   ※()内の日付は2015年のもの

 となっています。

◇三伏の候は、夏の盛り
 三伏の候は、火の気を持つ夏の勢いが盛んな時候を表しています。夏の気が
 盛んな時候とは、暑い時期だと云うことです。
 本日はその三伏の最後の日。
 ということは、末伏の日を過ぎれば、盛んだった夏の勢いもようやく衰えを
 見せるということですね。

  本当にそうなってくれるのだろうな?

 と、朝から既に急角度で上昇しつつある気温の数値に疑いの目を向けつつ、
 三伏の候の最後の日を過ごすことにします。。
 皆さんも気を抜かず、外出の際は暑さ対策万全で、お過ごし下さい。
 三伏の最後の日に、熱中症になったなんて云うことのないように。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2015/08/12 号

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