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■防災の日と二百十日
 今日、9/1 は防災の日です。
 そしてまた、悪天候の日として知られる二百十日にもあたっています。

 防災の日である本日はまた、「関東大震災記念日」であることからもわかる
 とおり、この日は、大正12年(1923年)に起こった関東大震災を忘れず、こ
 れを教訓として防災意識を高めようとして設けられた記念日です。

◇防災の日と二百十日
 防災の日というと、地震被害ということをまず考えますが、防災の日が制定
 されたのにはもう一つの自然災害、台風が絡んでいます。
 防災の日の制定は昭和35年(1960年)。
 この年の前年、昭和34年(1959年)は、伊勢湾台風により大きな被害のあっ
 た年でもあります。

 9/1 は昔から嵐の要注意日とされていた二百十日に当たることも多い(今年
 もそうでした)ことから、地震・台風といった自然災害全般に対する防災意
 識を高める日としてこの日が選ばれました。

◇中央気象台の記録した46.3℃
 大正12年 9月 1〜 2日にかけて東京の気象庁(旧名 中央気象台)の寒暖計
 は46.3℃の温度を記録しています。

 これは、関東大震災に伴って起こった大火災が中央気象台にも迫ったための
 温度上昇です。もちろん自然に起こった気温の変化ではありませんから正式
 な観測記録としては採用されていません。

 震災の後の大火災は、平成 7年に起こった阪神・淡路大震災、平成23年の東
 日本大震災でも見られた現象。関東大震災の際の東京の被害は地震そのもの
 の被害よりもこの火災による被害の方が大きかったとか。

   グラッと来たら火を消して

 忘れずに落ち着いて行動したいものです。

◇津波
 東京の火災被害の大きさに目を奪われてしまい、忘れられがちですが、大き
 な地震に伴って起こるもう一つの災害があります。それは津波。
 関東大震災でも相模湾を中心として大きな津波被害がありました。

 熱海には 12m、伊豆大島には 12m、房総半島先端部の相浜では9mの津波が観
 測され大きな被害を出しています。
 海辺に住む方は、津波の被害のこともお忘れ無く(私も海辺の住人。忘れな
 いようにしないと)

 今日は、おそらく各地で「防災訓練」が行われることでしょう。
 毎年行われる訓練なので、型にはまった通り一遍のものになっていたりしま
 せんか?

   天災は忘れた頃にやってくる

 という言葉を思い出して、真剣に訓練して、いざというときに備えましょう。
 ちなみに、私の職場でも本日は防災訓練の一種が実施される予定。
 真面目に取り組むことにいたします。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2015/09/01 号

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