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■新暦と旧暦の日次の一致
 本日は、2016/09/02。昨日はもちろん 09/01。 9月の始めでした。
 そして、旧暦でも昨日は 8月の始め。
 ということは、この一月は新暦と旧暦の日次(ひなみ)が一致することにな
 ります。

 その上、新暦の 9月は小の月(30日)で、今回の旧暦 8月は大の月(太陰暦
 の大の月、30日)。ということ月まで日次の一致が続きます。

◇これって珍しい?
 「珍しい」といってよいのかどうかは判断が難しいところですが、こうした
 新暦と旧暦の日次が一致する月の出現は、ざっと 3年に一度くらい(ただし
 間隔はもっと詰まっていることも、空いていることもあります)。
 現実にはどのくらい、こうした一致が起こるか調べてみると、こんな具合に
 なりました。

  1951年( 9,10)  1954年( 6)    1957年( 1)    1959年(11)
  1965年( 5)    1970年( 9)    1973年( 6)    1976年( 1, 3)
  1978年(11)    1984年( 4, 5)   1992年( 6)    1995年( 1, 3)
  2003年( 2, 5)  2008年( 8)    2011年( 7)    2014年( 1, 3)
  2016年( 9,10)  2019年( 8)    2022年( 2, 4, 5) 2024年(11,12)
  2027年( 9)    2030年( 6, 7)   2033年( 1, 3)   2035年(10)
  2038年( 8)    2041年( 2, 4)   2043年(12)    2046年( 9)

 西暦年の後ろの()の中の数字は、一致する新暦の月を表しています。
 今年、2016年を見ると、 9月と10月に日次の一致が見られます。

 日次の一致する月が連続する場合は、最初の月が新暦では小の月、旧暦では
 大の月(ともに30日)の場合です。新暦の月の日数は基本的に30日と31日で
 す。一方太陰太陽暦である旧暦では一月の日数は29日と30日のいずれかだけ
 ですから、こうならないと連続した月の日次の一致は起こりません・・・例
 外は、新暦の一月の日数の方が旧暦の小の月の日数より小さい、あるいは同
 じとなる 2月とその後の2〜3か月。2022年はそうした関係で、

  (新暦の)2月、4月、5月

 の 3箇月で新暦と旧暦の日次が一致が起こります。

◇今年の中秋の名月は月遅れでOK
 2016年は新暦 9月と旧暦 8月の日次が一致しますから、中秋の名月(旧暦の
 八月十五日)の日付けは新暦の 9/15。

  え、中秋の名月の行事も月遅れでやるようになったの?

 なんてことではありませんが、今年はたまたま、月遅れの日取りでOKという
 ことになりますね。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2016/09/02 号

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