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■2019年の「天皇誕生日」
 おはようございます。
 昨日、皇室会議の結果、どうやら今上天皇陛下の退位が2019年 4月30日、皇
 太子殿下が即位なさるのはその翌日となることがほぼ、確定したようです。

 こうした、譲位の様な形式での皇位の継承は、明治以降初めてのことですか
 ら、いろいろわからないことが多いです。

  元号の発表は事前なのか?
  祝日の扱いは?
  官報への掲載時期はいつもどおりなの?

 などなど。
 元号の発表は前年の秋頃というニュース報道もありますが、秋じゃ間に合い
 ませんなんていうところもあるでしょうから、もしかしたらもう少し早まる
 かも。本当にわからないことが多いです。

◇天皇誕生日
 こよみのページとしては、元号のことも気になりますが、もう一つ気になる
 のが祝日としての天皇誕生日。

 現皇太子殿下の誕生日は2/23ですから、現在の譲位のタイミングであると、
 2019年の即位の際には、この年の誕生日は過ぎてしまっています。また、今
 上天皇陛下の誕生日 12/23も、新天皇即位後は少なくとも「天皇誕生日」と
 言う祝日にはならないでしょうから、この年は天皇誕生日が無い年と言うこ
 とになるのでしょうか。

 今上天皇陛下が即位なさった1989年はどうなっていたかというと即位(1/8)
 後の 3/8に国民の祝日に関する法律(祝日法)が改正されて天皇誕生日が現
 在の位置に落ち着きました。
 どのように変更が為されたかというと

  1989(平成元)年2月17日 法律5 (即日施行)
  天皇誕生日(4月29日)をみどりの日に変更。
  天皇誕生日(12月23日)を追加。

 という具合です。
 このときと同じであれば、新天皇即位後に祝日法が改正されてということに
 なると思われますが、そうなると少なくとも「天皇誕生日」は2019年には行
 われない(法律上は日付が変わっても、既に過ぎているはずですので)こと
 になります。

 うーん、天皇陛下の退位という大変な事態に、こんな「祝日どうするの」な
 んていう細かなこと心配しているなんて、なんて奴らだといわれそうですが
 「こよみのページ」の関心事ですからね、しかたが無い。

 もう少し経ったらこうした、「細かな問題」についても、一定の道筋が示さ
 れる様になるのでしょうね。
 今はそれを静かに待つことにしましょう。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)

オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2017/12/02 号

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