こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック  (PV , since 2008/7/8)
■4/4「今日は何の日?」より
 本日の暦のこぼれ話は、「今日は何の日?」ネタです。

 3/3 女児の節供(上巳の節供・ひな祭り)
 4/4 今日
 5/5 男児の節供(端午の節供)

 女児の節供と男児の節供に挟まれたような今日はいったんどんな日なんだろ
 う。その答えを求めて今日の記念日を見ると、

 ・トランスジェンダーの日
 ・オカマの日

 上巳の節供と端午の節供の中間を意識したとおぼしき記念日があります。
 ちなみに、上の二つの記念日は、お互いには何の関係もない記念日ですので
 お間違えないように(人間、考える事は同じという証拠でしょうか)。

 余談ですが、「トランスジェンダーの日」にはもう一つ似たような名前の記
 念日があります。それは

  国際トランスジェンダー認知の日

 日付は3/31。
 「トランスジェンダーの人たちを祝い、世界中のトランスジェンダーの人
  たちが直面している差別の現状の認知度を上げるための記念日
  International Transgender Day of Visibility」
 がそれです。

◇「こどもの日」を4/4に・・・かわうその愚考
 3/3,4/4,5/5と日付を並べたことで一つ話が浮かびました。
 「こどもの日」という祝日の日付です。

 戦後、現日本国憲法下で新たに祝日を法制化しようとなったときに、日付が
 なかなか決まらなかった祝日の一つに「こどもの日」がありました。

 子供の祝いと言うと誰しも、上巳の節供の雛飾りや端午の節供の武者人形な
 どを思い出すと思います。どちらもそれくらい広く定着した行事ですからこ
 どもの日を祝日に加えるとなれば、その候補に上がるのは当然ですが、困っ
 た事にどちらも「女児の節供」「男児の節供」という明確な性別の区別のあ
 る節供だったのです。

 あちら(女児の節供)を立てれば
 こちら(女児の節供)が立たず
 こちらを立てればあちらがたたず

 と日取りの決定が難航したわけです。
 3/3でいいじゃないか、いやいや5/5がいいだの、どっちもダメなら一文字ず
 つ入れて 5/3がいいじゃないか・・・といった具合でした。
 一度は折衷案の 5/3になりかけたことがあったようですが、この日は憲法記
 念日にその席を奪われた形で実現せず、結局 5/5に落ち着いた経緯がありま
 す。

 3/3と5/5でもめてどうにもならないのであれば、4/4はいかが?
 女の子にも男の子にも偏らなくていいのではと私は愚考したのですが、こん
 なのは所詮「愚考」以外の何者でもなかったようで、この案は公には調べた
 範囲では見つかりませんでした。

 その代わりにといっては何ですがこの日にほど近い 4/1はこどもの日の候補
 に名を連ねた事があります(衆議院案)。
 4/1 は学校の学年開始の日なので、こどもの日候補に挙がったものだと思わ
 れます。

 ああ、4/4が「こどもの日」でよかったんじゃないかな・・・くどいかわう
 そでございました。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2020/04/04 号

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