editerの風のたより・・・神奈川県・厚木市

〜厚木の風景とこよみの話題をとどけます〜

2004-09-23 暦のイベント情報2

 9月18日土曜日に、寒川神社主催の「こよみ展」へ行ってきたので、その報告をします。
「日本人の叡知、絵暦展」をテーマに、絵暦の展示と記念講演会がありました。展示室には、パネルで絵暦の解説があり、江戸で使われていた絵暦と、東北の盛岡などで使われていた絵暦の実物を拝見することができました。

■講演者と演目
・岩手県立博物館研究協力員:工藤紘一先生「田山暦について」
 工藤先生のお話しは、東北の旧南部藩に存在した2種類の絵暦のうち、「田山暦」についてでした。田山暦は、伊勢神宮で作られていた暦から抜粋して絵文字にしたもので、伊勢暦のように、折り曲げて短冊状に畳んだ形状です。暦を見るときは、その折り畳んだ状態から開いて暦を見ます。工藤先生は、田山暦の絵文字の読み方(意味)を、かいつまんで教えてくれました。例えば、頭に角2本で目を自分の手で隠している絵は、節分を意味しているとか。その絵が一番目の行にあり、絵の下に三本の線があるため、これは1月3日を現しているとのことでした。

・女子美術大学名誉教授:岡田芳朗先生「絵暦・大小暦について」
 岡田先生のお話しは、絵暦の分類についてと、その中でも旧南部藩のもう一方の絵暦である「盛岡暦」について教えてくれました。盛岡暦は、B4判の紙一枚に刷られている絵暦です。それでその年の主な季節の行事が暦の何月何日にあるか分かります。この盛岡暦は、現在でも作られているそうです。岡田先生によれば、東北地方では昭和30年代ころまで、旧暦が生活の中で日常的に使用されていたそうです。

■当日の写真を7点添付したいと思います。(下の添付覧から見て下さい)
1、展示場の入口
2、絵暦のパネル
3、江戸時代の絵暦
4、文久2年盛岡暦
5、工藤先生の講演
6、田山暦の絵文字を解説する工藤先生
7、岡田先生の講演

2004-09-13 暦のイベント情報1

 はじめまして。「こよみのページ」を興味深く拝見しました。「風のたより」の投稿者を募集しておられたので、応募してみました。
 私は、神奈川県厚木市に住んでいます。家の窓からは、田んぼや畑が見えて、季節の移り変わりが肌で感じられます。「風のたより」には、そんな厚木の風景とともに、私が参加している「暦の会」から得られる「暦に関する情報」を投稿したいと思っています。この「暦の会」は、岡田芳朗・女子美術大学名誉教授が主宰されていて、私は2年前に会員となりました。
 
暦のイベント情報1
 今月は、神奈川県にあります寒川神社で、同神社主催の「こよみ展」が行われます。
テーマ 「日本人の叡知、絵暦展」
展示日時 9月10日から20日、午前9時30分から午後4時30分まで
場所 神奈川県高座郡寒川町宮山3916、寒川神社客殿2階特設会場
展示内容 近世の各種の暦、地方暦など
 
記念講演会 9月18日土曜日午後2時から4時まで(参加無料)
講演者と演目 岩手県立博物館研究協力員:工藤紘一先生「田山暦について」(予定)
       女子美術大学名誉教授:岡田芳朗先生「絵暦・大小暦について」(予定)

 私は18日の記念講演会に参加する予定です。あとでまたレポートなどを投稿したいと思います。お近くの方は、気軽にのぞいてみて下さい。なお、今年平成16年は、推古12年(西暦604年)、初めて元嘉暦による暦日を用いてから、1400年にあたります。(寒川神社の場所を知りたい方は、寒川神社のホームページで確認して下さい。すみません)


editerの記事・総覧



添付ファイル: file7okada.JPG 1382件 [詳細] file6kudou2.JPG 1382件 [詳細] file5kudou1.JPG 1395件 [詳細] file4morioka.JPG 1400件 [詳細] file3egoyomi.JPG 1412件 [詳細] file2paneru.JPG 1397件 [詳細] file1tenji.JPG 1415件 [詳細] fileW[[[.JPG [詳細]

再読   編集 トップ 一覧 検索 最終更新 バックアップ   ヘルプ   最終更新のRSS 投稿用 新規 編集 凍結 差分 添付 複製 改名  
Last-modified: Fri, 24 Sep 2004 10:37:45 JST (4956d)